2011年5月15日日曜日

プレスリリース 2011年|TEPCOニュース|東京電力

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プレスリリース 2011年|TEPCOニュース|東京電力

当社福島第一原子力発電所1号機の炉心状態について
                             平成23年5月15日
                             東京電力株式会社

 当社は、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う福島第一原子 力発電所の事故に関し、その収束に向けた当面の道筋をとりまとめており、現在、 事態の収束に向けて全力を挙げて取り組んでおります。
 また、この取り組みとあわせて、地震発生後の対応履歴やプラントデータの整理 を行っております。
 その中で、現在得られている記録データおよび記録に基づく推定による炉心状態 の解析を実施することといたしました。

 その結果、『1号機は、津波到達後比較的早い段階において、燃料ペレットが溶 融し、圧力容器底部に落下した。』という評価となりました。

 一方、現在の1号機の炉心状態については、燃料は、注水により安定的に冷却さ れており、今後、大規模な放射性物質の放出に繋がるような事象の進展はないと考 えております。

 なお、今回の解析は、必要な情報がすべて得られているわけではなく、暫定的な ものであるため、今後の調査により、更に詳細な炉心状態の把握に努めてまいりま す。

 また、2、3号機についても、今後、同様の解析を実施してまいります。
 以 上
<添付資料> ・東京電力 福島第一原子力発電所1号機の炉心状態について(PDF 234KB)

2011年5月14日土曜日

日本全国の原発最新情報 - genpatsu.net

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日本全国の原発最新情報 - genpatsu.net

日本全国の原発の最新情報を集めました。
ぜひお住まいの近くの原発情報をチェックしてみましょう。

2011年5月13日金曜日

福島原発事故

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福島原発事故

■福島第一原発(沸騰水型軽水炉)

核燃料集合体
 1号機:400体 4.35m 二酸化U 69t
 2号機:548体 4.47m 二酸化U 94t
 3号機:548体 4.47m 二酸化U 94t
 4号機:548体 4.47m 二酸化U 94t
 5号機:548体 4.47m 二酸化U 94t
 6号機:764体 4.47m 二酸化U 132t

2011年5月12日木曜日

SleepingCats : 5月11日MBSラジオ小出裕章氏「農産物の汚染、原発周辺土壌汚染蓄積量等について」

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SleepingCats : 5月11日MBSラジオ小出裕章氏「農産物の汚染、原発周辺土壌汚染蓄積量等について」

5月11日の「たね蒔きジャーナル」の
小出裕章助教による解説です。




メインキャスター(以下「MC」):水野晶子さん
コメンテーター:近藤勝重・毎日新聞専門編集委員

※完全な文字起こしではありません。
 また、誤字脱字等、ご了承下さい。
 ( )は補足等。

2011年5月11日水曜日

広瀬隆 特別インタビュー 「浜岡原発全面停止」以降の課題|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン

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広瀬隆 特別インタビュー 「浜岡原発全面停止」以降の課題|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン

菅直人首相が浜岡原発の全原子炉停止を中部電力に要請し、日本のエネルギー政策が大きく軋み始めた。これから脱原発の流れは加速するのか、夏季に向けて電力供給に支障は生じないのか。原発とエネルギー問題に詳しい作家・広瀬隆氏に語ってもらった。(聞き手/ダイヤモンド社論説委員 坪井賢一)
――これまで広瀬さんは原発の危険性、とりわけ浜岡原発の危険性について警告してこられましたが、今回の運転停止をどう受け止めていますか?

 この問題は『原子炉時限爆弾』(ダイヤモンド社)で、私も著書を通して訴え続けてきた一人なので、まず何よりも菅首相の決断を讃えたいです。新聞やテレビの報道では「拙速な要請」「唐突な発表」などの論調が目立ちますが、東海地震はいつ起きてもおかしくないわけですから、国民の安全を考えれば即刻止めるのは正しい判断です。

 そもそも、2006年1月に「東海地震が今後30年間に起こる確率は87%」と公表したのは政府の地震調査研究推進本部です。政府自ら東海地震は必ず起こると明言していました。唐突に起こるのが大地震です。その震源域の中心にある浜岡原発を止めることが、どうして唐突でしょうか。むしろ、遅すぎたくらいです。

 5月9日に中部電力が運転停止を受け入れたことで、注釈付きですが原発廃止への第一歩を踏み出しました。今後はこの動きをさらに加速させるために、国民規模で論理的な議論を積み上げなければなりません。

――首相要請は地震対策が完成するまでの「運転停止」で「廃炉」ではありません。この違いはあまり伝わっていないようです。

 私が言いたい問題は、そこにあるのです。原子炉の内部、あるいは貯蔵プールに核燃料があるかぎり、運転中の原子炉と危険性は何ら変わらないという事実は、誰もが理解したはずです。福島第一原発の事故では、運転停止中の4号機で水素爆発が起こりました。原子炉から取り出した使用済み核燃料棒が貯蔵プールに保管されていたため、電源喪失によってアッという間に温度が上がり、水素爆発を起こしたと発表されました。今になって、あれは水素爆発ではなかったという怪しげな説が出ていますが、いずれにしろ、電源喪失で冷却不能になれば、爆発します。したがって、最終的な目的は燃料を搬出することにあるわけです。

 残念ながら今回の首相発言は「廃炉」には言及していません。2、3年で防波壁あるいは防潮堤を建設し、その間に安全性を検証するといった話です。もし中部電力が本格的な工事に取りかかってしまえば、そのために大金を投じますから、浜岡原発が延命するという最悪のシナリオが進んでしまい、浜岡の危険性が去らないまま、菅首相の意図とまったく正反対の結果を招きます。それを止めなくてはなりません。「防波壁の建設計画ちょっと待て!」という世論が、いま急いで起こされなければなりません。

2011年5月10日火曜日

YouTube - 小出裕章氏と推進派との直接対話 (平成17年)1(佐賀).mp4

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YouTube - 小出裕章氏と推進派との直接対話 (平成17年)1(佐賀).mp4

投稿者: genpatu100 | 作成日: 2011/04/24
http://saga-genshiryoku.jp/plu/plu-koukai/
福島第一原子力発電所3号機はプルサーマルですが、日本で初めてプルサーマルをはじめたのが佐賀県の玄海原子力発電所。この討論の後、知事は住民の理解が得られたとしてプルサーマルに踏み切ることになりました。

2011年5月9日月曜日

浜岡原発2号は東海地震に耐えられない 設計者が語る:MyNewsJapan

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浜岡原発2号は東海地震に耐えられない 設計者が語る:MyNewsJapan

 実際に原子炉設計に携わり、「データを偽造して地震に耐えうることにする」との会議に立ち会ったことから、技術者の良心で辞表を出した経緯を公表し、警鐘を鳴らした設計者。しかし電力会社を広告主にもつ大手マスコミはこの事実を取り上げず、行政に知らせても音沙汰なし。東海地震が起きれば関東・関西一円に放射能汚染が広まる危険性は高く、早急な対策が必要だ。「このままでは大変なことになる」という設計者の決意の証言を報じる。(取材・代筆、佐々木敬一)
 私は1969年に東京大学工学部舶用機械科の修士課程を修了後、東芝子会社の「日本原子力事業」に入社し、1972年当時は、申請直前だった中部電力の浜岡原子力発電所2号機(静岡県御前崎市)の設計に携わっていました。東芝が浜岡原発の受注先の一つで、私は東芝に出向中でした。

 浜岡2号機の設計者は数十人で、1「炉心構造物設計」、2「制御棒設計」、3「汽水分離機・蒸気乾燥器設計」の3つのチームに分かれていました。私は1に所属し、核燃料を支える炉心支持構造物といわれる箇所を担当していました。原子炉の中心的な部分です。

 必要なデータを私が集計し、それをもとに、計算担当者が耐震計算を行っていました。

◇「この数値では地震がくると、もたない」
 ところが1972年5月頃、驚くべき事態が起こりました。部門ごとの設計者の代表が集まった会議で、計算担当者が「いろいろと計算したが無理だった。この数値では地震がくると浜岡原発はもたない」と発言したのです。

 原因は、第一に、浜岡原発建設地の岩盤が弱いこと、第二に、核燃料集合体の固有振動数が想定地震の周波数に近いため、とのことでした。

 第一の「岩盤が軟弱」という点では、浜岡原発の建設地は、150年前に発生した安政の大地震など200年周期でM8クラスの地震が起きており、岩盤が断層、亀裂だらけで、地震に非常に弱い地盤です。しかも、今後起こるといわれる東海大地震の震源域は駿河湾といわれており、その駿河湾の震源地が、ちょうど浜岡原発の真下に位置しているのです。

 第二の「固有振動数」については、地震が起きた際には、周波数があります。その周波数と、核燃料集合体の固有振動数が近い場合は、地面と燃料集合体が共振し、何倍も大きく振れることになります。耐震計算の結果、浜岡原発の核燃料搭載部分はその共振が著しく、地震が起きたらもたない、との結果が出たのです。

2011年5月8日日曜日

「日本の原子力は全体が利権になっている!」河野太郎議員会見 - BLOGOS編集部 - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース

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「日本の原子力は全体が利権になっている!」河野太郎議員会見 - BLOGOS編集部 - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース

原子力発電を推し進めてきた自民党の中で、反原発を叫んできた河野太郎議員が、自由報道協会主催で会見を開いた。利権の裏側を熟知したベテラン議員が癒着の現状を生生しく語り、原子力からの脱却、2050年までに再生可能エネルギー100%の実現を訴えた。

反核燃料サイクル

河野太郎:私の紹介に「反原発」とあったが、正式には「反核燃料サイクル」なんです。核燃料サイクルとは、原子炉でウランを燃やすと、使用済み核燃料が出ます。これを再処理すると、プルトニウムが取り出され、高レベル放射性廃棄物が残ります。このプルトニウムを高速増殖炉で燃やすと、投入したプルトニウム以上のプルトニウムを取り出しながら発電できるので、日本の電力は1000年、2000年でも大丈夫という触れ込みです。「それはすばらしい」と思っていたが、現実にはそうではない。

1970年には30年後には高速増殖炉ができると言っていた。30年経って見たら、もんじゅが事故を起こし、止まっている。政府は、高速増殖炉政府が2050年まではできないといっているが、(2050年までにできるかも)怪しい。

高速増殖炉がないのに、プルトニウムばかりがたまっている今の状況をどう説明するのか、隣の北朝鮮がプルトニウムを10キロ、人によっては50キロ持っていると大騒ぎしているが、日本が保有しているプルトニウムは40トンを超える。北朝鮮の1000倍持っている。このプルトニウムはどうするのか。高速増殖炉がないのに、六ヶ所村の再処理施設が稼動すれば毎年何トンものプルトニウムが出る。燃やす施設が無いのにプルトニウムを取り出すことに何の意味がある?という問いに対して、合理的な説明は全くない。

核のゴミをどこにどう処分するのか、日本では決まってない。地層処分するというが、これほど地震の多い日本で、地震がない、火山がない、地下水に影響を与えないというところを探せるのか?数百年管理できるのか?この問いに対しても、「これから探します、探すんです!」という精神論で返してくる。

プルトニウムをプルサーマルで燃やすというが、プルサーマルというのは、ウランを9、プルトニウムを1で混ぜた原料を燃やすこと。ウラン資源の再利用です!と言うが、ウラン燃料を1割削減するだけ。地球上のウランはあと70年で掘りつくされると言われている。つまりこのプルサーマルとは、70年でなくなる資源を77年に延ばす効果しかない。そこに何十兆円もかけるのか? そのお金でウラン鉱山を買ったほうが安い。

なぜ、こんな状況なのに六ヶ所村の再処理工場を稼動させるのかというと、福島の第2原発を始めとする何箇所かの原発の使用済み核燃料プールがいっぱいになってしまうからだ。いっぱいになると、原子炉を止めなくてはいけない。それは電力会社にとって大きな損失だ。六ヶ所村の再処理工場の原材料プールに移すことによって、原発のプールをカラに戻し、発電を続けたいという思惑だ。ところが、受け入れる青森県は「ウチはゴミ捨て場じゃありません、使用済み核燃料を持ってくるということは、再処理施設は稼動するんですね?稼動させてくださいよ。」という要求をした。そして再処理工場でアクティブ試験をやりました。アクティブ試験というのは、実際にプルトニウムを使ってやる試験のこと。これをやって、施設内部にプルトニウムが沢山付着してしまった。これを今から解体しても2兆かかる。
と、言うように、日本の核燃料サイクルにはおかしなところが沢山あり、だれも合理的に説明できない。高速増殖炉が経済的にも合理的なものになるまでは、使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出すべきではないとずっと言ってきた。ゴミ捨て場もきまらないのだから、少なくともゴミを出す原発を増やすべきではない。

福島の事故のあとは政治の意志として、新規立地はやらない、危険な原発は止める。安全性の再確認をきちんとやる。これが必要だ。新規立地をやらなければ、原発の耐用年数は40年のため、2050年には全ての原子炉が廃炉になる。そうやってだんだんと原発が無くなっていく過程で、一つは、合理的な省エネをしっかりやる。電球をLEDにするとか、消費電力の少ない家電に取り替えるとか。もう一つは、原子炉が無くなる2050年には、日本は再生可能エネルギー100%でやろうという政治的目標を掲げて、研究の支援や、電力の買取制度など、政治が旗振りをして行くことで、世の中をそちらに向けねばならない。それで足りなければ、最もクリーンな天然ガスを中継ぎに使っていくべきだと考えている。

これまで、電力会社、電気事業者連合会、経済産業省がとにかく原子力の利権を守ろうとマスコミを巻き込んで、「原子力は大事なんだ、安全なんだ」というプロモーションをやってきた。テレビも経営が苦しいのはわかるが、だからと言って、広告宣伝費で心まで売ってしまうのはマスコミとしてどうなのか。公益企業で地域独占なのだから、なぜ今、広告をする必要があるのか、東電の賠償金をどうするかと議論しているときに、「節電しよう」というCMを平気で流しているTV局には考えてもらわないといけない。


質疑応答

Q:なぜ、合理的に説明できない原子力発電が推進されてきたのか?

日本の原子力は全体が利権になっている。電力会社はとにかく地域独占を崩されたくない、送電と発電の一体化を維持したい。それを守ってくれる経済産業省の意向を汲む、天下りをどんどん受け入れる。経済産業省にしてみれば、前任者のやってきたことを否定できずに来た。原子力、核、放射線と名前の付いた公益法人、独立行政法人、山ほどある。そこにお金を上手く回して天下りさせる。電力会社も広告宣伝費で協力金を撒いてきた。自民党も献金を受け、パーティ券を買ってもらった。民主党は電力会社の労働組合に票を集めてもらっている。学会も電力会社から研究開発費をもらい、就職先を用意してもらってきた。さらに政府の意向に沿った発言をしていると、審議会のメンバーに入れてもらえる。マスコミは広告宣伝費をたくさんもらって、原子力政策の批判はしない。みんなが黙っていれば、おいしいものがたくさんある。そういう状況が続いてきた。

Q:なぜ東京電力は送電と発電の分離をかたくなに拒んで来たのか

送電と発電が別になると、誰でも送電線を使えるようになる。そうなると、東電は競争が生まれ独占が崩れることを恐れている。

Q:再生可能エネルギー発電、日本の風土に適したものは?

立ち上がりが早いのは風力、洋上風力などは、被災地でも可能性がある。太陽光発電も砂漠並には行かないがそれなりに有効、地熱発電もあるが、温泉業者の反発によって、なかなか知事の許可が下りない。国立公園の中に作るのは環境省から注文が付くから景観に配慮が必要になる。小水力、バイオマスなど、ありとあらゆる可能性を排除せず、足して100%を目指せばいい。

Q:自民党の歴代政権が原発を推進してきたが今回の事故後に、反省、謝罪を聞いたことがない。そんな自民党に未来はないのでは?

自民党はこれまで原子力推進を捻じ曲げてきた責任がある。自民党がやってきたおかしなところ、保安院が経済産業省の下にあるなど考えられない。カルチャーがおかしい。環境関連の法令も、自治体へのバラマキもおかしい。自民党が今までやってきたことは間違いだったと、謝るところは謝らないと。立ち止まって考えないと、自民党に未来はないと私も思います。

—————————
歴代政府が推し進めてきた原子力行政は利権まみれの歪んだものだった。今回の事故を契機に見直さねばならないことがが山積している。原子力から再生可能エネルギーへのシフトは、世界中で考えなければいけない議題だろう。それと同時に再生可能エネルギーが利権になり、癒着が生まれ、天下りの温床になる事はないのだろうか?どんな形であれ、発電所には広大な土地が必要で、そこで雇用が生まれる。行政から補助金が出るとなれば、役人と仲良くしたいと思うのが人間というものだ。クリーンなエネルギーの推進も大切だが、クリーンな政治の推進も合わせてお願いしたい。

2011年5月7日土曜日

経産省、原発重視の方針堅持へ 安全宣言で電力確保目指す - 47NEWS(よんななニュース)

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経産省、原発重視の方針堅持へ 安全宣言で電力確保目指す - 47NEWS(よんななニュース)

 原発の緊急安全対策を進めて「安全宣言」を早期に行うことで既設の原発からの電力供給を確保し、2030~50年には「世界最高レベルの安全性に支えられた原子力」を3本柱の一つとするとした、経済産業省の今後のエネルギー政策に関する内部文書が6日、明らかになった。

 14基の原発の新増設を盛り込んだエネルギー基本計画を含め、菅直人首相が政策の白紙からの見直しを表明、中部電力浜岡原発の停止を要請するなど、これまでにない政策を進める中、従来の原発重視を堅持する方針を早々に打ち出したことには今後、各方面から批判が出るのは確実だ。

 文書は、東日本大震災を受けた現行のエネルギー政策の課題に関するもの。事故で「原子力の安全確保に大きな疑問符」がついたとの判断から、「原因の徹底究明と安全規制の抜本見直しを進め、将来のエネルギーとしての適格性を判断する」としながらも「今後のエネルギーのベストミックス」の一つとして「安全性を最大限追求した原子力」を掲げた。

 その上で、30~50年に向けた長期的なエネルギー政策の3本柱の一つとして、太陽光発電などの再生可能エネルギーの拡大、ライフスタイルや産業構造の改革による省エネルギーの実現とともに「世界最高レベルの安全性に支えられた原子力」を据える考え方を示している。

 また、定期検査で停止した原発が再稼働できない状態が続くと、今後1年間で全国すべての原発が停止して地震直前に比べて3千万キロワット以上の供給力が失われると電力危機を強調。「緊急安全対策の徹底(安全宣言)により、既設炉からの電力供給を担保」するとの方針を示した。

 再生可能エネルギーについては今後拡大する方針を示したものの「太陽光発電のコストは原子力の約7倍」「電力の安定化対策として蓄電池の大量導入など年間数千億円が必要」など、これまでの評価の記述をほぼ踏襲している。

2011年5月6日金曜日

YouTube - 【福島原発】5/6/金★「浜岡原発の全原子炉の運転停止を要請」を聞いて

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YouTube - 【福島原発】5/6/金★「浜岡原発の全原子炉の運転停止を要請」を聞いて

福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く

2011年5月5日木曜日

東電で倒閣|河野太郎公式ブログ ごまめの歯ぎしり

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東電で倒閣|河野太郎公式ブログ ごまめの歯ぎしり

菅内閣なのか民主党政権なのかわからないが、東京電力の福島第一原発の事故の賠償案がひどすぎる。
5月3日の朝日新聞が一面トップでとりあげているが、なぜ、東京電力が起こした事故の賠償を国民が負担しなければならないのか。

まず、経営陣、株主、貸し手の金融機関がそれぞれの責任を果たさなければならない。経営陣は総退陣すべきだし、株主価値を残したまま国民が負担を求められることがあってはならない。金融機関も自分達がリスクをとって貸したお金を、国民に負担をさせて回収してもよいとは思わないだろう(思うかもしれないが、それは許されない)。

事故が起きてから作った仕組みで、他の電力会社に拠出をさせれば、それぞれの電力会社のステークホールダーが、「事故の後から」負担を迫られることになり、これもおかしい。 さらに、再処理を前提とした2兆4000億円の電力会社の積立金(もとは電力料金だ!)には全く手をつけないというのも恣意的すぎる。

賠償は、1兆円ずつ4年間で4兆円としているが、果たして4年で全ての事故処理が終わっているだろうか。漁業や農業が4年間で元に戻っているだろうか。 賠償のためには東電の資産売却は避けられない。事故の被害規模を考えれば当然だ。

スッカラカンになった東電を国有化し、原発部門を切り離し、送電と発電に分割して売却しなければならないかもしれない。 東電が、逆立ちしても鼻血も出ないようになって、2兆4000億円の積立金がきちんと活用されて、それから初めて税の投入の議論を始めるべきだ。

東電の株を大量に保有したり、貸し込んだりした金融機関が、この事故の賠償で大きな影響を受けるかもしれない。政府は、その影響をきちんと予測した上で、必要ならば、システミックリスクを起こさないように、その対策を立てなければならない。もちろん、その金融機関を助けるためではなく、システミックリスクの波及を防ぐための対策だ。

経産省と東京電力、それに電気事業連合会は、毎日、議員会館を歩いている。議員1人1人に面談して、なにやらいろいろと訴えている。「東電を分割したら電気の供給が滞ります」「東電に賠償を押しつけたら金融危機が起こります」。

議員に一方的な話だけを聞かせてはいけない。政治は正義を行う必要がある。報道されているような賠償案が本当に提案されてきたら、国民が立ち上がらなければならない。こんな政府とそれを支えている与党はつぶさなければならない。もちろん、こんな賠償案を支持しようとしている自民党の電力族も。

2011年5月4日水曜日

原発作業員およびご家族、国民のみなさまへ Save Fukushima 50

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原発作業員およびご家族、国民のみなさまへ Save Fukushima 50

〜原発作業員のための自己造血幹細胞(じこ ぞうけつ かんさいぼう)の採取(さいしゅ)と保存計画について〜
2011年5月3日
虎の門病院血液内科(とらのもんびょういん けつえきないか)
谷口修一(たにぐち しゅういち)
谷口プロジェクト事務局一同
Save Fukushima 50

【0.はじめに】

 福島県の原子力発電所(原発、げんぱつ、といいます)で、3月11日の地震と津波により起きた事故は、今まで世界の誰も経験したことがないような大問題となっています。その問題は今も続いており、今後もすぐには解決しそうにありません。この事故をなんとかしようと、多くの作業員のみなさまが、原発を直したり、少しでも良くするために、大変な努力をされていることは世界中のみんなが知っています。私たちは、放射線が出ているとても危険で難しい仕事場の中で、日本のためにはたらいている作業員のみなさまに感謝しています。

 一方で、私たちは、その仕事中に万が一、大量の放射線をあびてしまう(被ばく、といいます)という事故が起こることを心配しています。私たちは、原発で作業を続けてくださるみなさまへ、私たち血液医療の専門家ができることは何か、ということを3月11日以来ずっと考えました。そして出た結論の一つが、原発作業員のみなさんの自己造血幹細胞(じこ ぞうけつ かんさいぼう)を前もって採取(さいしゅ)、保存することを提案し、実際にそのための準備を整えることでした。外科手術など多くの他の医療と同じく、この方法には良い面も悪い面もあります。しかし、私たちは良い面のほうが多いと考え、自分たちの家族がもし福島原発ではたらくのであれば、必ずこの方法をすすめると思います。

 自己造血幹細胞(じこ ぞうけつ かんさいぼう)の採取と保存は、大人にも分かりにくく、ちょっと聞きなれない、特別な方法に思えるかもしれません。でも実は、この方法は、世界中で何万人もの健康なボランティアの人たちがすでに経験したことのある方法です。そんなに特別なことではありません。今までのボランティアの人たちと大きく違うのは、採取したあとに他の人にそのままあげてしまうか、原発作業員の人たちが、将来自分が病気になったときのために保存しておくのか、というところです。

 私たちは、大人でも子どもでもよく分かるように、私たちのこの意見を文章にまとめました。できるだけ分かりやすい言葉で、私たち自身の子どもでも理解できるくらいにやさしくです。きっと原発作業員のみなさまにも、お子様をお持ちの方はいらっしゃるでしょうから、みんなにきちんと私たちの意見を分かってもらうためです。少し長くて大変かもしれませんが、じっくり読んでもらえるとうれしいです。

2011年5月3日火曜日

文部科学省 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI) これまでの予測結果

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文部科学省 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI) これまでの予測結果

○ここに示すこれまでの予測計算結果は、原子力安全委員会が文部科学省から提供を受けたものです。

2011年5月2日月曜日

YouTube - 1/7チェルノブイリ 連鎖爆発阻止の闘い1

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YouTube - 1/7チェルノブイリ 連鎖爆発阻止の闘い1

事故後の処理に従事した人々に焦点を絞ったドキュメンタリー。汚染除去作業の現場を撮影した貴重な映像や関係者へのインタビューを多数収録

2011年5月1日日曜日

地震学者(石橋克彦氏)は警告する―「原発震災」の可能性 - ちきゅう座

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地震学者(石橋克彦氏)は警告する―「原発震災」の可能性 - ちきゅう座

先日(4月26日)、参院議員会館の講堂で「緊急院内講演会(集会)」が開かれ、神戸大学名誉教授で、岩波新書の名著『大地動乱の時代』などで知られる石橋克彦さんが話をされた。その内容については以下に動画を貼り付けておきたい。ぜひご覧願いたい。
1)http://www.ustream.tv/recorded/14283500
2)http://www.ustream.tv/recorded/14283940
3)http://www.ustream.tv/recorded/14284162

石橋さんの主張を一言でいえば、「世界で最も地震の多発する、その意味では最も原発の立地条件の悪い日本に、どうしてこれほど多くの原発を建てる必要があるのか?」ということであろう。それはどれかを残すということを意味しない。どの原発が残っても、遅かれ早かれ今回の福島第一原発事故のようなものが起きる可能性があるということである。

地震学者として言えることは、1923年の「関東大震災」(大正関東大地震)以後に蓄積された地下のエネルギーが既に、いつ爆発してもおかしくないほどに巨大化していること、それが仮に関東の沖合や、関東直下型の地震を引き起こすことがあれば、それは、福島や東海村原発の(再)破壊をもたらすのみならず、たちまち静岡県の浜岡原発の事故を引き起こすだろうし、更には、新潟県の柏崎・刈羽原発の破壊事故に連動するであろう(フォッサ・マグマの位置を考えれば一目瞭然である)。3千万人の東京都民どころか、日本全土に放射能汚染が拡散して、日本は廃墟になり、世界中に迷惑をかける結果になろう、ということである。

今回の福島原発事故を引き起こした原因を「想定外の大津波」という人がいるが、それは間違っている。原因はあくまで「地震」である。日本列島は地震の巣である。その事実を変えることは現代科学の力では如何ともし難いのである(先の動画をご覧になって、ぜひそのことをお考え願いたい)。

2011年4月30日土曜日

副島隆彦氏のこの文章をしっかり読んで十二分に理解した上で行動しましょう

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副島隆彦氏のこの文章をしっかり読んで十二分に理解した上で行動しましょう

副島隆彦氏の学問道場「気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板」:499番の1部転載と、リンクを貼っておきますので、何度もしっかり読んで現状は実際どうなのかということを理解して、発言、行動に移さなければならない。
私たちが受け取っているTV・新聞・ツイッターなどからの情報は全て表の情報であり、そこから真実を洞察していかなければならない。 が、普通の人にはそのような力はない。 私にもない。 しかし、副島氏という過去に何度も予言(予測)を言い当ててきた方の洞察力だけは、この日本国内において右に出る者はいないだろう。

そして副島氏はただただ予言を言っているだけではい。 実際に現地に足を運んで情報を収集したり証拠を拾い集め、氏の長年における世界政治・国内政治・金融・歴史などの知識と経験の中から生まれる、権力者たちの一般大衆に対する悪魔のような行動・意思決定が報告されるのだ。

この誰もが出来ない予言(予測)を我々日本国民は嫌でも受け止めて、現実の腐敗した権力者たちの行動にストップをかけて権力の座から引きずり降ろさなければならない。 それが出来なければ日本は今後何も変わらないし、また他の原発で事故が起きてもおなじような事が繰り返されるのである。 

副島氏の文章には東電の勝俣・清水、今まで原発を推進に関わってきた御用学者やマスゴミの全てを裁判にかけて徹底的に処罰しなければならないと書いてある。 そして東電は市場原理に逆らわずに潰すべきだということだ。 そしてこの原発事故で弱った日本を再度占領しようとしているのが米国なのである。 このままいけば福島は世界の核物質廃棄場として汚染されていくかも知れないのだ。

とにかく、この文章を何度も何度も読んで十二分に理解し、間違った考えを持っていたとしたら即座に考えを改め直し福島を日本国民全員で助けるべきである。 だから危険だ危険だとアホの1つ覚えのように騒いでいる場合じゃないということである。 危険だ危険だと騒げば騒ぐほど米国やフランスの思う壺なのだ。  東電や政府の責任に気を取られ過ぎていてはダメだ。 世界の国はこれらの事故を利用して日本から今まで以上に搾取していくという恐ろしい考えのもとに日本政府などに対して行動しているということの危険性を理解せよ。 米軍の「オトモダチ作戦」とは=日本に対する巨額請求(搾取)前のご挨拶というのが真実だ。  オトモダチ作戦を喜んでいるアホは、米国に搾取されることを喜んでいるのと同じだということを、そのアホたちに知らしめて下さい。

「地獄への道は善意で敷き詰められている」ということも。

(転載貼り付け開始)

副島隆彦氏の学問道場「気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板」:499番

[499](報告文 14) 原発事故の責任者たちを、どうしても裁判(刑事裁判も)に掛けなければいけない。住民が殺処分にされつつあるるのです。私は真剣に深刻にそう思います。
副島隆彦です。 今日は、2011年4月29日です。

 これから原発事故問題の 私の「 報告文の 14」 を急いで書きます。
 私は、昨日、急いで動画(録画)で、今、自分が考えていることを、学問道場の会員たちに どうても分かってもらうべく緊急で録画撮りを弟子たちにやってもらいました。1時間20分間話しました。 いちいち文章を書いているのが、もどかしく感じるほど、事態は急を要していると、私が切迫した気持ちになっています。

 急いで収録したこの私の動画を 今日のぼやき のページに載せるのに、数日かかるそうです。私は、そういう悠長なことをやっていることは出来ない、という焦った気持ちになりました。それで、急いでこの重たい掲示板に「報告文の14」として、私の主張の概要と結論だけを書いて公表しておくべきと考えました。 以下の通りです。

 3月12日以来の福島原発の凶事の大事故 と 放射能漏れの問題で、大事なことは何か。それは、日本国民は、福島県の人たちと共に、この事件の責任者たちを絶対に処罰しなければいけない、ということです。やっぱり、東電の会長の勝俣恒久(かつまたつねひさ)と、社長の清水正孝(しみずまさたか)たち を、裁判にかけて、これほどの巨大な事故を起こし、国民の命と健康を危機に陥れたことの責任を、民事責任( 損害賠償の請求をしてお金を払わせること)だけでなく、犯罪者として処罰すべく、刑事責任もある人間たちであるとして、逮捕し起訴して、日本国民の前に引きずり出して、彼らの凶悪な責任を公然と追及しなければいけないのです。
(続きはリンククリックで)
(転載終わり)

2011年4月29日金曜日

webDICE - 骰子の眼 - 「どうしても放射性廃棄物を捨てるなら、東京に」原子力の識者がなぜ反原発を掲げるのか、京都大学原子炉実験所・小出裕章助教に聞く

##なかなか酷く面白い!!!##

webDICE - 骰子の眼 - 「どうしても放射性廃棄物を捨てるなら、東京に」原子力の識者がなぜ反原発を掲げるのか、京都大学原子炉実験所・小出裕章助教に聞く

人類史に刻まれた311、つまり東日本大震災と福島原発の事故により、原子力発電に依存した日本のエネルギー政策があらためて問題となっている。原子力政策に異を唱えて続けてきた「熊取6人衆」の一人、京都大学原子炉実験所の小出裕章助教は、今回の事故当初から東京電力や政府による発表に疑問を呈し、放射性物質の危険性を警告してきた。原子力の研究者がなぜ原発に反対するのか。小出助教の原子力に対しての姿勢に至る経緯、次世代のエネルギー、そして映画『100,000年後の安全』でフィンランドの実例が描かれた核廃棄物の処理について、有太マンが聞いた。
大学の原子核工学科で
「原子力はとんでもないものだ」ということに気付いた

──先日、ソフトバンクの孫正義さんがはっきりと反原発の姿勢を打ち出されたように、そういった、少なからず社会に影響力を持たれている方々からの“反原発”発言が続く現状を、どのように見ていますか?
ありがたく思います。どんどん言ってくださいと思います。

──これまでの長い先生の活動の中で、一番そういった声があがっているという実感はありますか?
この期に及んでそういう発言が出なければ、日本という国はよっぽど馬鹿だということです。

──とても基本的なことを聞かせてください。プルトニウムは人間がつくり出したものとして、その原料となっているウランは、自然の、元々地球上に存在していた鉱物です。そういった、一つ扱い方を間違えれば人間を滅ぼしてしまう力を出すものが現実に存在していて、それに実際人間が手を出してしまったということ。つまり、ウランは地球、人類にとって何なのかということを、先生はどう捉えられていますか?
ウランは地球にあったわけですね。私たち人間なんていうものは、地球という存在から見れば、まったくとるにたらないものだと私は思っています。地球には46億年の歴史があると言われていますが、それを「一年」という尺度に当てはめてみるとします。1月1日の0時0分に地球が生まれ、最初は火の玉だったのがだんだんクールダウンして、海ができて大気ができて、生命ができたわけです。一番はじめの生命はたぶんもの凄い原始的な生命だったのが、それが進化を繰り返しながら、色々な生命が生まれては絶滅してまた生まれては絶滅し、ある時に人間というものが生まれたわけです。それが400万年前ほど前だと言われています。まあ、原始人と言われている人は今の人類とはすいぶん違った姿かたちだったと思いますが、そこで地球を一年の尺度で考えた時、人類が生まれたのは何月何日ですか?

──それは、本当に短い、大晦日、、
そう、大晦日です。大晦日でもその朝、そして昼にも人類はいなくて、午後の4時頃になってようやく生まれるという、そういう歴史なんですね。ですから、この地球という星から見たら、人類なんていたっていなくたってとるに足らない、そういう歴史を刻んできているわけです。でも今、この人類がこの地球上に想像を絶するほど跋扈してしまって、「繁栄」という名前の下に、、

──寄生し、繁殖しているというような。
そう、異常増殖をしているわけです。その人類がこの地球上にあったウランというものを掘り出し、自らを破滅に導こうとしている。例えばアメリカ先住民の言葉を紐解いていけば、要するに「ウランを掘ってはいけない」と、「そういうものに手をつけてはいけない」というふうに書いてあるわけです。地球という星の上で自分たちは生かせてもらっているんだし、この自然の中で生きていく生き方を考えなければならないと言って、彼らはずっと警告を発してくれていた。でも、今日の文明が「とにかく豊かであればいい」と。「エネルギーがあればいい」ということに凝り固まってしまって、なんでもかんでもやるわけですよね。人間は自分のことを、生物を分類して「霊長類」という分類をつくり、「人間は万物の霊長」と自分で言っています。もう、愚かの極みだと、そう思います。

2011年4月28日木曜日

「日本の原子力は全体が利権になっている!」河野太郎議員会見 - BLOGOS編集部 - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース

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「日本の原子力は全体が利権になっている!」河野太郎議員会見 - BLOGOS編集部 - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース

原子力発電を推し進めてきた自民党の中で、反原発を叫んできた河野太郎議員が、自由報道協会主催で会見を開いた。利権の裏側を熟知したベテラン議員が癒着の現状を生生しく語り、原子力からの脱却、2050年までに再生可能エネルギー100%の実現を訴えた。
反核燃料サイクル
河野太郎:私の紹介に「反原発」とあったが、正式には「反核燃料サイクル」なんです。核燃料サイクルとは、原子炉でウランを燃やすと、使用済み核燃料が出ます。これを再処理すると、プルトニウムが取り出され、高レベル放射性廃棄物が残ります。このプルトニウムを高速増殖炉で燃やすと、投入したプルトニウム以上のプルトニウムを取り出しながら発電できるので、日本の電力は1000年、2000年でも大丈夫という触れ込みです。「それはすばらしい」と思っていたが、現実にはそうではない。

1970年には30年後には高速増殖炉ができると言っていた。30年経って見たら、もんじゅが事故を起こし、止まっている。政府は、高速増殖炉政府が2050年まではできないといっているが、(2050年までにできるかも)怪しい。

高速増殖炉がないのに、プルトニウムばかりがたまっている今の状況をどう説明するのか、隣の北朝鮮がプルトニウムを10キロ、人によっては50キロ持っていると大騒ぎしているが、日本が保有しているプルトニウムは40トンを超える。北朝鮮の1000倍持っている。このプルトニウムはどうするのか。高速増殖炉がないのに、六ヶ所村の再処理施設が稼動すれば毎年何トンものプルトニウムが出る。燃やす施設が無いのにプルトニウムを取り出すことに何の意味がある?という問いに対して、合理的な説明は全くない。

核のゴミをどこにどう処分するのか、日本では決まってない。地層処分するというが、これほど地震の多い日本で、地震がない、火山がない、地下水に影響を与えないというところを探せるのか?数百年管理できるのか?この問いに対しても、「これから探します、探すんです!」という精神論で返してくる。

プルトニウムをプルサーマルで燃やすというが、プルサーマルというのは、ウランを9、プルトニウムを1で混ぜた原料を燃やすこと。ウラン資源の再利用です!と言うが、ウラン燃料を1割削減するだけ。地球上のウランはあと70年で掘りつくされると言われている。つまりこのプルサーマルとは、70年でなくなる資源を77年に延ばす効果しかない。そこに何十兆円もかけるのか? そのお金でウラン鉱山を買ったほうが安い。

なぜ、こんな状況なのに六ヶ所村の再処理工場を稼動させるのかというと、福島の第2原発を始めとする何箇所かの原発の使用済み核燃料プールがいっぱいになってしまうからだ。いっぱいになると、原子炉を止めなくてはいけない。それは電力会社にとって大きな損失だ。六ヶ所村の再処理工場の原材料プールに移すことによって、原発のプールをカラに戻し、発電を続けたいという思惑だ。ところが、受け入れる青森県は「ウチはゴミ捨て場じゃありません、使用済み核燃料を持ってくるということは、再処理施設は稼動するんですね?稼動させてくださいよ。」という要求をした。そして再処理工場でアクティブ試験をやりました。アクティブ試験というのは、実際にプルトニウムを使ってやる試験のこと。これをやって、施設内部にプルトニウムが沢山付着してしまった。これを今から解体しても2兆かかる。
と、言うように、日本の核燃料サイクルにはおかしなところが沢山あり、だれも合理的に説明できない。高速増殖炉が経済的にも合理的なものになるまでは、使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出すべきではないとずっと言ってきた。ゴミ捨て場もきまらないのだから、少なくともゴミを出す原発を増やすべきではない。

福島の事故のあとは政治の意志として、新規立地はやらない、危険な原発は止める。安全性の再確認をきちんとやる。これが必要だ。新規立地をやらなければ、原発の耐用年数は40年のため、2050年には全ての原子炉が廃炉になる。そうやってだんだんと原発が無くなっていく過程で、一つは、合理的な省エネをしっかりやる。電球をLEDにするとか、消費電力の少ない家電に取り替えるとか。もう一つは、原子炉が無くなる2050年には、日本は再生可能エネルギー100%でやろうという政治的目標を掲げて、研究の支援や、電力の買取制度など、政治が旗振りをして行くことで、世の中をそちらに向けねばならない。それで足りなければ、最もクリーンな天然ガスを中継ぎに使っていくべきだと考えている。

これまで、電力会社、電気事業者連合会、経済産業省がとにかく原子力の利権を守ろうとマスコミを巻き込んで、「原子力は大事なんだ、安全なんだ」というプロモーションをやってきた。テレビも経営が苦しいのはわかるが、だからと言って、広告宣伝費で心まで売ってしまうのはマスコミとしてどうなのか。公益企業で地域独占なのだから、なぜ今、広告をする必要があるのか、東電の賠償金をどうするかと議論しているときに、「節電しよう」というCMを平気で流しているTV局には考えてもらわないといけない。

NEWSポストセブン|放射能拡散情報公表が遅れた背景に「政府の初動ミス隠し」

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NEWSポストセブン|放射能拡散情報公表が遅れた背景に「政府の初動ミス隠し」:  政府には、原発事故発生の際に稼働する「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(通称“SPEEDI”)」がある。
 SPEEDIには、全国の原子力施設の炉型や周辺地形などがデータとして組み込まれている。原発事故が発生して放射性物質が放出されると、気象庁のアメダスと連動して、風向や風速、気温などから放射性物質の拡散を計算して図形化し、最大79時間後までの飛散を予測する能力を持つ。
 SPEEDIは事故直後の3月11日17時から動き始めたものの、最初に拡散予測図が公表されたのは3月23日、その後4月11日に2枚目が公表されたにとどまっている。その背景を追跡してみた。
 東京電力は地震発生翌日の3月12日に1号機と3号機で炉内の圧力を下げるために放射能を帯びた水蒸気などを建屋外に放出する「ベント」に踏み切り、13日には2号機でも実施。さらに、15日にはフィルターを通さない緊急措置である「ドライベント」も行なった。
 このタイミングで大量の放射性物質が飛散したことは間違いない。それはモニタリングのデータもはっきり示している。
 
 だが、枝野幸男・官房長官は1号機のベント後に、「放出はただちに健康に影響を及ぼすものではない」(12日)と発言し、20km圏のみの避難指示を変更しなかった。センターの証言によれば、枝野氏はSPEEDIのデータを知っていたはずだ。
 SPEEDIを担当する文科省科学技術・学術政策局内部から重大証言を得た。
「官邸幹部から、SPEEDI情報は公表するなと命じられていた。さらに、2号機でベントが行なわれた翌日(16日)には、官邸の指示でSPEEDIの担当が文科省から内閣府の原子力安全委に移された」
 名指しされた官邸幹部は「そうした事実はない」と大慌てで否定したが、政府が“口止め”した疑いは強い。なぜなら関連自治体も同様に証言するからだ。
 システム通り、福島県庁にもSPEEDIの試算図は当初から送られていたが、県は周辺市町村や県民に警報を出していない。その理由を福島県災害対策本部原子力班はこう説明した。
「原子力安全委が公表するかどうか判断するので、県が勝手に公表してはならないと釘を刺されました」
 福島県は、玄葉光一郎・国家戦略相や渡部恒三・民主党最高顧問という菅政権幹部の地元だ。玄葉氏は原子力行政を推進する立場の科学技術政策担当相を兼務しており、渡部氏は自民党時代に福島への原発誘致に関わった政治家である。
 この経緯は、国会で徹底的に解明されなければならない。「政府が情報を隠して国民を被曝させた」とすれば、チェルノブイリ事故を隠して大量の被曝者を出した旧ソビエト政府と全く同じ歴史的大罪である。
 しかも、その後も「安全だ」と言い続けた経緯を考えると、その動機は「政府の初動ミスを隠すため」だったと考えるのが妥当だろう。
※週刊ポスト2011年5月6日・13日号

2011年4月26日火曜日

離婚の法律屋ブログ 保安院「冷温停止できなかったら日本は終わり」との公式見解

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離婚の法律屋ブログ 保安院「冷温停止できなかったら日本は終わり」との公式見解:

保安院「冷温停止できなかったら日本は終わり」との公式見解
最近,原発報道も沈静化し,ネット規制や言論統制も行われているようですので,今,原発がどういう状況にあるのかこれまで以上に不透明になってきています。

そこでもう原発は安全になったのかと思い,保安院に電話をして尋ねました。

以下保安院の回答。

・福島第一原発原発は,工程表のとおり,現在,冷温停止を目指している。
・それができると信じている。
・しかし,原発が低温停止できるという保証はない。
・もし冷温停止ができなかった場合には,日本は終わり。
・日本が終わるということは,国民に説明する必要がない。
・その理由は,冷温停止できると信じているから。
・以上が保安院の公式見解である。

こんな感じです。質問を詰めていったら,電話をガシャンと切られてしまいました。

「日本は終わり」という言葉が保安院から出たのには正直,驚きました。

私たちが想像するよりも福島第一原発の状況は悪いようです。


この内容は録音をしています。
ネットで公開することについても許可を得ました。
できるだけ早急に公表します。時間ができたら……。

嘘だろうという方は,経産省や保安院に電話をして同じ質問をしてみてください。

http://www.meti.go.jp/

経産省 03-3501-1511

この記事は,引用・転載をご自由にしてください。

<補足>
爆発しないという保証はないが,爆発しないと考えているので(希望をもっているので)爆発をする前にその危険性を国民に知らせる義務はないと言われました。

皆さん,よく考えてくださいね。

水素爆発をした時だって,爆発してから公表したのですよ。

こんな国が水蒸気爆発や再臨界の事前発表をしてくれると思いますか?

これは犯罪です。国民全員が被ばくするのを知って公表していない。

そして国民が被ばくしたときに誰が賠償金を出すのか?それは私たち国民自身です。税金で支払うのだから。

被害者が被害者を救えると思いますか?また,できるとしてもそれは妥当ですか?

目を覚ますべきです。

冷温停止は希望的観測であって,実現可能性があるかないかとは別問題です。

爆発するかどうかはわかりませんが,かなり危ない綱渡りをしているようなものです。

手が疲れて力尽きてしまったらそのまま奈落の底へまっさかさまに落ちるだけの崖っぷちにぶら下がっているようなものです。

今はまだ落ちていないだけです。

もし爆発をせずに冷温停止がされたとしても,日本が(地球が)こんな危ない状態にあったことを多くの人に知ってもらいたい。

こういう事実を隠ぺいしていてはダメなのです。

2011年4月25日月曜日

講演会「核(原子力)と人類は共存できるのか?」at 札幌 2010年4月10日(土) 今私たちが知っておかなければならない、核・原子力の真実 京都大学・原子炉実験所 小出 裕章

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今私たちが知っておかなければならない、核・原子力の真実

厖大な温廃水
今日 100万 kW と呼ばれる原子力発電所が標準的になりましたが、その原子炉の中では300 万 kW 分の熱が出ています。その 300 万kW 分の熱のうちの 100 万 kW を電気にしているだけであって、残りの 200 万 kW は海に捨てています(図 23 参照)。私が原子力について勉強を始めた頃、当時、東大の助教授をしていた水戸巌さんが私に「『原子力発電所』と言う呼び方は正しくない。あれは正しく言うなら『海温め装置』だ」と教えてくれました。300 万 kW のエネルギーを出して 200 万 kW は海を暖めている、残りの僅か 3 分の 1 を電気にしているだけなのですから、メインの仕事は海温めです。そういうものを発電所と呼ぶこと自体が間違いです。
その上、海を温めるということは海から見れば実に迷惑なことです。海には海の生態系があって、そこに適したたくさんの生物が生きています。100 万 kW の原子力発電所の場合、1 秒間に 70 トンの海水の温度を 7 度上げます。石狩川は日本最多の流量を誇る大河ですが、その年平均流量は 1 秒間に 454 トンです(理科年表)。日本全体でも、1 秒間に 70 トンの流量を超える川は 30 に満ちません。原子力発電所を造るということは、その敷地に忽然として暖かい川を出現させることになります。また、7度の温度上昇が如何に破滅的かは、入浴時のお湯の温度を考えれば分かるでしょう。皆さんが普段入っている風呂の温度を7度上げてしまえば、決して入れないはずです。しかし、それぞれの海には、その環境を好む生物が生きています。その生物たちからみれば、海は入浴時に入るのではなく、四六時中そこで生活する場です。その温度が7度も上がってしまえば、その場で生きられません。
日本というこの国が国家として「美しい」とは思えませんが、気候に恵まれた、得がたい生命環境だと私は思います。たとえば、雨は地球の生態系を持続させる上で決定的に重要なものですが、日本の降水量は平均で 1700mm/年を越え、世界でも雨の恵みを受けている貴重な国の一つです。国土全体では毎年 6500 億トン近い雨水を受けています。それによって豊かな森林が育ち、長期にわたって稲作が持続的に可能になってきました。また、日本の河川の総流量は約 4000 億トンです。一方、現在日本には54 基、電気出力で約 4900 万kW の原子力発電所があり、それが流す温排水の総量は1年間に 1000億トンに達します。日本の全河川の流量に換算すれば約2度も暖かくしていることになり、これで温暖化しなければ、その方が不思議です。
もちろん日本には原子力発電所を上回る火力発電所が稼動していて、それらも冷却水として海水を使っています。しかし、現在の原子力発電所は、燃料の健全性の制約からタービンに送る蒸気温度を高々280℃までしか上げることができず、発電の熱効率は約 33%でしかありません。一方、最近の火力発電所では、500 度を超える高温の蒸気を利用できるようになり、発電の熱効率は 50%を超えています。つまり、海に捨てるエネルギーは、化石燃料を燃やしてでてきたエネルギーの半分以下で済みます。もし原子力から火力に転換することができれば、それだけで海に捨てる熱をはるかに少なく済ませることができます。その上、火力発電所を都会に建ててコジェネを使えば、総合のエネルギー効率を 80%にすることも可能です。しかし、原子力発電所は都会に建てられず、この点でも原子力は失格です。

2011年4月24日日曜日

2011年04月 :: 雪月花---玄侑宗久

##なかなか非常に面白い!!!##


2011年04月 :: 雪月花---玄侑宗久:

 15日の新聞を見て驚いた。「復興税」と書いてあるではないか。たしか14日の会議のなかでは、議長である五百旗頭氏の提案としてそのようなことが話された。しかしそれについての議論はなにもなされていないし、むろん決議もしていない。幾つかの新聞を見てみたが、まるでそれが第一回復興構想会議からの提案と読めるような書き方のものも散見された。
 不思議になって副住職に録画しておいてもらったVDVを見てみると、五百旗頭氏はちゃんと「個人的にはそう思う」と付け加えている。個人的な見解なのに、議長の発言だし、まるで総意のように受け止めたマスコミがいたということだろうか?
 これはちょっと怖いことである。
 いずれにせよ、議長発言を正確に聴けば、まだ個人的な見解なのだから、今後の会議において検討すべき課題ということなのだろう。
 ところでこうなってくると、大震災まえのこの国の財政状況のことが俄かに憶いだされる。とにかく赤字国債は空前絶後、懸案の政策を実施するにも先立つものを如何に確保するかが喫緊の問題であったはずである。
 俄かに浮上した「復興税」に焦臭い印象をもつ人もきっといるはずである。7月の概算要求の前になんとか増税の手だてを探っていたことも確かなはずだし……。そうなると、財務大臣が交代になり、その新財務大臣が東日本大震災の損害を早々に計算してみせたことも引っかかってくる。
 だいたいあの与謝野大臣の発言は、私には無性に腹立たしかった。いったいどういう計算方法で損害をはじき出したのか、死者一人はいくらに計算されているのか、いや、死者の総数さえ分からない時点での計算だったのだから、人間の死は全く関係ないということか、あれこれ考えても何も分からず、まして計算方法など思いつくはずもなかった。そうして堂々巡りのように、私は怒りに熱くなった頭で「何のために」「どんな意味があって」「どうやって」と自問にもならぬ自問を繰り返したのである。
 そんなことを憶いだすと、今度の「復興税」というのも急に政治的な色合いを帯びて見えてくる。いやいや、しかし、まだ何も決まってはいないのだし、そんなことは考えないでおこう。
 しかし問題は、もしも「復興税」なるものがあり得るとして、どんなふうにかけるのか、ということだ。
 本当に多くの人々が、すでに義援金としてそれぞれに寄付してくださっている。
きっと今後も、寄付金は増え続けていくだろう。寄付では予算化できないから、税金にしようと発想したのが京都の古都税だったわけだが、あの時のような不快感を国民に与えるようなことがあってはなるまい。ならば特定の、たとえば「遊興」と呼べるような行為のみにかけるか……。これはかなり難しそうだ。
 まさか全ての商取引に、などということになれば、これはもう「消費税」と同じになってしまう。たとえ誤解であっても、そう思われるようなやり方をすべきではないし、その場合、被災者を区別して除外する厳密な方法もないはずである。
 考えれば考えるほど難しい。
 それにしても、復興構想会議は、机上の青写真では済ませたくないが、財政まで考える組織だったのだろうか?

2011年4月23日土曜日

孫正義氏記者会見 主催:自由報道協会 - ニコニコ生放送

##なかなか非常に面白い!!!##

孫正義氏記者会見 主催:自由報道協会 - ニコニコ生放送:

東日本大震災をメインテーマに、ソフトバンク社長・孫正義氏の記者会見を行ないます。

2011年4月22日金曜日

太郎さんの質問に中村審議官が答えました! - 健康井戸端会議 - Yahoo!ブログ

##とんでもなくなかなか酷く面白過ぎる!!!##

太郎さんの質問に中村審議官が答えました! - 健康井戸端会議 - Yahoo!ブログ:


緊急レポ
4:21
原子力問題に一貫して関わっている数少ない政治家の一人・河野太郎さんが、昨日の外務委員会で、保安院・中村幸一郎審議官と質疑応答を展開した。中村さんと言えば、技術系専門分野の広報官だった、そして福島原発事故直後の会見で、燃料棒が溶けている旨の発言をしたためか、急遽、事務系の今の広報官に人事発令がなされた経緯の人物です。
このやりとりはなかなか面白い。一見に値します。
太郎さんが浜岡原発を至急、ストップすべきと提案し、その後に、中村さんがなぜ広報官を下ろされたか、などの質疑に入っています。
サイトは下記です。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib2.php?u_day=20110420
なお、今夜の私の緊急提言は下記です。
緊急提言:原発すべてを固化!
我が国の原発すべてを即時運転中止すべきことは以前から提言していますが、今夜は、54基の原発施設と、使用済み核燃料の貯蔵施設など危険極まりなき建屋をすべて、放射能漏れが一切起こらない形状の永久固化公共事業を行うよう切望します。

2011年4月21日木曜日

iPhoneがユーザーの行動履歴を保存していることが判明 - Touch Lab - タッチ ラボ

iPhoneがユーザーの行動履歴を保存していることが判明 - Touch Lab - タッチ ラボ

iPhoneおよびiPad 3Gが、ユーザーの位置情報(経度・緯度・時刻)の履歴を過去10ヶ月に渡り記録していることが判明。
公開されているツールで、比較的簡単にデータを取り出せることが報告されています。 [source: O'Reilly Radar 他 ]
現在開催中の位置情報系のイベント「Where 2.0」で、2人の研究者 (Alasdair Allan と Pete Warden)が発表したもので、以下がその要点。
・iOS 4.xを搭載したおそらく全てのiPhoneおよびiPad 3Gが対象
・携帯基地局による位置情報を時刻とともに記録
・本体およびバックアップに暗号化なしで保存されている
・地図上にプロットするツールが公開されている
問題となるデータは、「consolidated.db」と呼ばれるファイルに、iOS 4.0が公開されて以来記録され続けており、緯度・経度・時刻のデータが大量に保存されているようです。
「consolidated.db」は、iTunesと同期を取る際に作られるバックアップに含まれるため、一度でも接続したことのあるMac/PCには、コピーが残っている可能性があります。
これらの情報は、端末本体およびバックアップのみに保存され、外部に送信・公開されているという事実は確認されておらず、一般ユーザーであれば直ちに防護策を講じる必要はないかもしれません。
アップルがこれらの情報をデバイス上に記録している理由については明らかになっていませんが、セキュリティー・プライバシー上の問題について、既に各所で話題となっているようです。
また、これらのデータを地図上にプロットするツール「iPhone Tracker」が、既に公開されています(OS X 10.6 を搭載したMacが対象)。

2011年4月20日水曜日

勢いづく大連BPO - 日本のバックオフィス、大連---中国BPOの驚くべき底力:ITpro

勢いづく大連BPO - 日本のバックオフィス、大連---中国BPOの驚くべき底力:ITpro:

 成長率はITサービスの約3倍
 BPOサービスを提供する各社は、BPOを着実な成長が見込める有力分野と位置付ける。調査会社IDC Japanによれば、日本国内のBPOサービス市場は2009年から2014年まで年平均で4.1%ずつ拡大する見込みだ。

 これに対して、BPOサービスを含まない、システム開発や保守運用といったITサービス市場全体の成長率は同1.5%にとどまる。BPO市場の成長率は、ITサービス市場の成長率の3倍近い。「ITサービスは頭打ちになりつつある。成長率の高いBPOは新しい事業の柱だ」。日本IBMでBPO事業を統括する名取勝也執行役員グローバル・プロセス・サービス事業部長は断言する。アクセンチュアでBPOビジネスを統括するル・フィリップ パートナーは「BPOに関するセミナーはすぐに一杯になる」と話す。「多くの企業でコスト削減とグローバル化の両方が課題になり、その解決策として経営がBPOを検討する時代になった」と同氏は分析する。

 国内BPO市場の成長と同期して発展を続けるのが中国の大連だ。大連は遼東半島の最南端に位置し、日本向けBPOサービスの提供拠点としては最大規模を誇る。日本語を理解できる人材は30万人以上いるとされ、労働者の給与水準は日本の1~2割だ。1980年代から多くの日本企業が進出しており、「治安や政治、商習慣などの面からも安心して業務を委託できる」(野村証券の田中浩代表執行役専務 業務管理本部管掌・CIO)。

 成田空港から直行便で3時間、日本との時差がマイナス1時間という距離の近さもプラスである。人材とコスト、ビジネス環境の三つをバランス良く満たすのが大連というわけだ。

2011年4月19日火曜日

寺田寅彦 津浪と人間

##なかなか非常に面白い!!!##

寺田寅彦 津浪と人間:

 それだから、今度の三陸の津浪は、日本全国民にとっても人ごとではないのである。
 しかし、少数の学者や自分のような苦労症の人間がいくら骨を折って警告を与えてみたところで、国民一般も政府の当局者も決して問題にはしない、というのが、一つの事実であり、これが人間界の自然方則であるように見える。自然の方則は人間の力では枉まげられない。この点では人間も昆虫も全く同じ境界きょうがいにある。それで吾々も昆虫と同様明日の事など心配せずに、その日その日を享楽して行って、一朝天災に襲われれば綺麗にあきらめる。そうして滅亡するか復興するかはただその時の偶然の運命に任せるということにする外はないという棄すて鉢ばちの哲学も可能である。
 しかし、昆虫はおそらく明日に関する知識はもっていないであろうと思われるのに、人間の科学は人間に未来の知識を授ける。この点はたしかに人間と昆虫とでちがうようである。それで日本国民のこれら災害に関する科学知識の水準をずっと高めることが出来れば、その時にはじめて天災の予防が可能になるであろうと思われる。この水準を高めるには何よりも先ず、普通教育で、もっと立入った地震津浪の知識を授ける必要がある。英独仏などの科学国の普通教育の教材にはそんなものはないと云う人があるかもしれないが、それは彼地には大地震大津浪が稀なためである。熱帯の住民が裸体はだかで暮しているからと云って寒い国の人がその真似をする謂いわれはないのである。それで日本のような、世界的に有名な地震国の小学校では少なくも毎年一回ずつ一時間や二時間くらい地震津浪に関する特別講演があっても決して不思議はないであろうと思われる。地震津浪の災害を予防するのはやはり学校で教える「愛国」の精神の具体的な発現方法の中でも最も手近で最も有効なものの一つであろうと思われるのである。
(追記) 三陸災害地を視察して帰った人の話を聞いた。ある地方では明治二十九年の災害記念碑を建てたが、それが今では二つに折れて倒れたままになってころがっており、碑文などは全く読めないそうである。またある地方では同様な碑を、山腹道路の傍で通行人の最もよく眼につく処に建てておいたが、その後新道が別に出来たために記念碑のある旧道は淋さびれてしまっているそうである。それからもう一つ意外な話は、地震があってから津浪の到着するまでに通例数十分かかるという平凡な科学的事実を知っている人が彼地方に非常に稀だということである。前の津浪に遭った人でも大抵そんなことは知らないそうである。

2011年4月18日月曜日

河野太郎公式サイト | 原発を増やさないために

##なかなか非常に面白い!!!##

河野太郎公式サイト | 原発を増やさないために:

この夏の電力の供給力が議論される時に、鍵を握っているのが揚水発電だ。

必ず、揚水発電抜きでどれだけ、揚水発電込みでどれだけというように数字があげられる。しかも、揚水発電がどれだけできるのか、東京電力も経産省も今ひとつ煮え切らない。しかも、その割に揚水発電の能力がかなりたくさんあることに驚く。

なぜ、揚水発電の能力は、こんなにあるのだろうか。

原子力発電には二つの電力供給量の制約がある。一つは設備容量、つまり最大限どれだけ発電をできるかという能力だ。いうまでもなくこれを超えて発電することはできない。

しかし、原子力発電にはもう一つの制約がある。それは夜間の最小電力需要量だ。

原子力発電は、構造上、発電量を簡単に上下することはできない。だから原子力はベースロードと言われ、一定量の発電をずっと続けて運転する。需要量が増えた時に、電力会社は火力や水力の電力を増やして対応していく。

逆に、需要量が減ったからといって、発電量を落とすこともしにくいのが原子力だ。だからもし、日中の最大消費量が100、夜間の最小消費量が50、原発の設備容量が70だとしても、原発は最小消費量を超えて運転しにくい。原発は最小消費量にあわせて50で運転しなければならない。もし、70で運転してしまうと、夜間に消費がそれを下回る時に、発電量をそんなに急に絞ることができない。

そこで出てくるのが揚水発電だ。原発の設備容量70と最小消費量50の差を埋めるために揚水発電所をつくり、夜間、原発の電気が余り始めたら、その電気を使って水をくみ上げる。つまり、原発の電気が余らないように揚水発電所をつくって、夜、電気が余る時に電気で水をくみ上げ、昼間、その水で発電をする。

だから原発と揚水発電所はセットなのだ。(セットだというと原発のコストに揚水発電所を入れなければならなくなり、原発電力のコストが高くなるから、経産省も電力会社も別物だという顔をする)

だから、揚水発電の能力がこんなにあるのだ。

フランスは、80%が原子力というが、それはちょっと違う。フランスだって最小消費量を超えて原発を動かすことはできない。しかし、フランスの場合、他国と送電線がつながっていて、ドイツその他の国に電力を販売している。だから、他の国の最小消費量を足していった分だけ夜間も発電できる。フランスが原子力でこれだけ発電しているというのとフランスが消費している原子力の電力がこれだけだというのは違う話だ。

原発を増やそうと企む経産省と電力会社と電力族の政治家は、何とかして夜間の消費電力をあげようと様々な努力をしてきた。そう、あれもこれもそれもみんな夜間の電力消費を増やし、原発の増設を可能にするために推進されてきた。だから彼らはピークカットとはいわない。ピークシフトという。ピークシフトして、夜間の最小消費量をボトムアップする。これが彼らの夢だ。

これを理解せずに、単純に、昼間の電気を節約して夜にそれを回そうなんてことをうかつに言うと、彼らがぺろりと舌を出す。

2011年4月17日日曜日

YouTube - 心からの叫び!元原発技術者菊地洋一さん中部電力靜岡支店で訴えた

##なかなか非常に面白い!!!##

YouTube - 心からの叫び!元原発技術者菊地洋一さん中部電力靜岡支店で訴えた:

元原発技術者の菊地洋一さんが中部電力靜岡支店への浜岡原発停止の署名を提出行動に参加してくださいました。
思わず、話し始めた菊地さん。その迫力にその場にいたものすべてが氷付くほどだった。
その原発を創ってしまった者の心からの叫びを傾聴していただきたい。
その言葉を受け止めた中部電力靜岡支店の幹部の方々は、どう感じたのだろう。
2011年4月15日

****

浜岡原発止めたら、
電気は足りなくなるの?
(^_^)
心配ご無用!
電気は余る程あります。



電気の消費量がもっとも多いのは、真夏のウィークデイの昼間、ほんの数時間。
その時間帯でさえ、浜岡原発が無くても十分電気はまかなえます。
中部電力自身がそれを公表しています。
真夏や昼間の時間帯でなければ、なおさらもっとたくさん余っているのです。

2011年4月16日土曜日

日本海洋科学研究所 放射性物質除去技術 追記重要!拡散希望!|日本海洋科学研究所

##なかなか酷く面白い!!!##

日本海洋科学研究所 放射性物質除去技術 追記重要!拡散希望!|日本海洋科学研究所:

RO膜の文画分子量は50です。
また、放射性セシウムの分子量は137で、放射性ヨウ素の分子量は131です。
放射性ウランの分子量は235、放射性ラジウムの分子量は226、放射性プルトニウムは239です。
放射性物質の分子量は、RO膜の分画分子量に比べて大きいため、RO膜を通過することができません。

RO膜とは逆浸透膜と言います。この技術は今日本でとてもポピュラーな技術です。
皆様も恩恵を受けています。ミネラルウォーターは膜処理した後ミネラルを添加しているのです。なぜならミネラルもRO膜を通過出来ないからです。

この膜処理の前に弊社の特有の電荷処理を施せばより精密に除去出来ます。
正電荷(を持つ粒子)どうしの間には斥力(互いに遠ざけようとする力)が生じる。負電荷(を持つ粒子)どうしの間にも斥力が生じる。正電荷(を持つ粒子)と負電荷(を持つ粒子)の間には引力(互いに引きつけようとする力)が働く。

要するに放射性物質が持つ電荷と弊社技術の天然鉱石主原料の無機系凝集剤エレクサイトが持つ電荷を利用して吸着させてしまうというやり方です。
高速撹拌し結合させます。分離して出て来た汚物はまとめて六ヶ所村に持っていけば最終処理出来るはずです。

2011年4月15日金曜日

REAL-JAPAN >> 原発事故に関する宣伝責任へのお詫びと、東京電力及び国への公開提案の開示

##なかなか酷く面白過ぎる!!!勝間和代!!!##

REAL-JAPAN >> 原発事故に関する宣伝責任へのお詫びと、東京電力及び国への公開提案の開示:

今回の福島第一原子力発電所の事故に関し、電力会社(中部電力)のCMに出演したものとして、また、電気事業連合会後援のラジオ番組に出演していたものとして、宣伝責任ある人間として、まずはみなさまの原子力に対する重大な不安への理解、および配慮が足らなかったことについて、そして、電力会社及び政府のエネルギー政策上のコンプライアンス課題を正しく認識できていなかったことについて、心からお詫びを申し上げます。

2011年4月14日木曜日

YouTube - <孫正義>原発問題について熱く語る

##なかなか非常に面白い!!!!!##

YouTube - <孫正義>原発問題について熱く語る:

ソフトバンク孫正義社長が反原発寄りの発言。経済界の要人がこのような発言をすることは今後大きな意味を持つかもしれません。

2011年4月13日水曜日

RADIATIONDOSE全国福岛放射线量ビジュアルマップ空間放射線量積算量

##なかなか面白い!!!##

RADIATIONDOSE全国福岛放射线量ビジュアルマップ空間放射線量積算量

世界最悪の原発事故を起こした自民党の総理大臣: きっこのブログ

##とても面白い!!!##

世界最悪の原発事故を起こした自民党の総理大臣: きっこのブログ:

そんなこんなで、あんまり長くなっちゃうのもアレだから、ここからはサクサクと書いてくけど、日本共産党に、吉井英勝議員っていう国対副委員長をやってる人がいる。京都大学工学部原子核工学科を卒業してる原子力の専門家で、現在68歳だけど、自民党が推進してきたデタラメな原発政策について、何年も前から警鐘を鳴らし続けてきた。5年前の2006年3月には、全国の原発の8割が、地震で津波が発生した時には冷却できなくなり、炉心溶融の恐れもあるって指摘してる。リンクに飛ぶのがメンドクサイヤ人な人も、短い記事なので、まずは読んでみて欲しい。

福島原子力発電所周辺の放射線モニタリングデータ:文部科学省

##非常に面白い!!!##

福島原子力発電所周辺の放射線モニタリングデータ:文部科学省:
文部科学省では、待避している住民や周辺住民の安全・安心の確保のため、モニタリングカーや簡易型線量計などを用いて、福島第1発電所及び第2原子力発電所周辺のモニタリングを実施し、随時情報提供しています。

福島第1及び第2原子力発電所周辺のモニタリングカーを用いた固定測定点における空間線量率の測定結果
福島第1及び第2原子力発電所周辺の簡易型線量計を用いた固定測定点における積算線量の測定結果
福島第1及び第2原子力発電所周辺のモニタリングカーを用いた走行サーベイによる空間線量率の測定結果
福島第1及び第2原子力発電所周辺のダストサンプリング、環境試料及び土壌モニタリングの測定結果
福島第1原子力発電所周辺の航空機モニタリング結果
福島第1原子力発電所周辺の海域モニタリング結果

2011年4月12日火曜日

都道府県別放射線量(文部科学省による調査)3月15日-4月11日

##なかなか面白い!!!##

都道府県別放射線量(文部科学省による調査)3月15日-4月11日
数値データ:
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303723.htm
グラフ作成:
東京大学・原子核理論チーム(佐々木、初田、永田、早田)

(注1)過去の平常値の範囲を黄色帯で表示
(注2)福島第一原発からの距離をkmで表している
(注3)福島県は詳細データを参照して下さい:
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303726.htm
(注4)宮城県のデータ28日午後より測定再開

2011年4月11日月曜日

小出裕章助教(京大原子炉実験所) 2011年4月1日 – Web Iwakami

###なかなか面白い!!!!!###

小出裕章助教(京大原子炉実験所) 2011年4月1日 – Web Iwakami

2011年4月1日、京大原子炉実験所の小出裕章助教に、原発事故の危険性についてインタビューしました。サポーター有志から提供された文字起こしも掲載しています。


岩上: 率直にお聞きしたい、小出先生は1968年に、ダイレクトにこちら(京都大学)にお入りになった?

小出: 68年に東北大学工学部原子核工学科に入学した。

岩上: 原子力を研究し利用を研究する立場でありながら原子力はやめたほうがいいと発言している理由は?結論として原子力は無理だと確信するに至った経緯は?

小出: 原子力発電をどうしてもやりたいということで東北大学に入って原子力の勉強を始めた。当時、宮城県では女川町という牡鹿半島の付け根にある町に原子力発電所をつくろうとしていた。私は、原子力発電所は素晴らしいものだと思っていたし、宮城県で一番電気を使うのは仙台市なのだから仙台市に原子力発電所を作ればいいと思っていた。なのに女川町とはどうしてかと疑問を持ち、その答えを捜し歩いた。安全であれば仙台につくればいいのに、80キロも離れた女川に作ったのは、今となっては当たり前のことだが、原子力発電所は都会には引き受けられない危険をかかえているから。だから都会には決して原子力発電所は建てないで、いわゆる過疎地というところを選んで建てて、長い送電線を引いて電気を都会に送るものだということに気がついた。ということがあきらかになって、そうであれば、私の結論としては認められないということになった。都会で必要な電気をその危険も含めて都会が引き受けるというのならいいと思う。しかし、都会は危険を引き受けるのは嫌だから、電気だけもらって、危険は過疎地に押し付けるというようなことは私の生きる原則からして到底認められない、というようなことがあって、原子力発電を廃絶させようと思うようになった。

2011年4月10日日曜日

原発災害情報 14 -東京・高円寺で反原発デモ ネット通じ1万5千人 - 47NEWS(よんななニュース)

##なかなか面白い!!!##

東京・高円寺で反原発デモ ネット通じ1万5千人 - 47NEWS(よんななニュース): " 東日本大震災による原発事故を受け、東京のJR高円寺駅周辺で10日、反原発を訴えるデモ行進が行われた。高円寺でリサイクルショップなどを営むグループ「素人の乱」が呼び掛け、ツイッターなどで情報が広がり、約1万5千人(主催者発表)が参加。思い思いのスタイルで「原発はもういらない」と訴えた。"

2011年4月9日土曜日

原発災害情報 13 -検証・大震災:発生直後に原発ベント指示、東電動かず 首相「おれが話す」 - 毎日jp(毎日新聞)

##なかなか面白過ぎる!!!##

検証・大震災:発生直後に原発ベント指示、東電動かず 首相「おれが話す」 - 毎日jp(毎日新聞):

 東日本大震災から一夜明けた3月12日午前6時すぎ。菅直人首相は陸自ヘリで官邸屋上を飛び立ち、被災地と東京電力福島第1原発の視察に向かった。秘書官らは「指揮官が官邸を不在にすると、後で批判される」と引き留めたが、決断は揺るがなかった。 
 「総理、原発は大丈夫なんです。構造上爆発しません」。機内の隣で班目(まだらめ)春樹・内閣府原子力安全委員会委員長が伝えた。原発の安全性をチェックする機関の最高責任者だ。

 第1原発は地震で自動停止したものの、原子炉内の圧力が異常に上昇した。東電は格納容器の弁を開放して水蒸気を逃がし、圧力を下げる作業(ベント)を前夜から迫られていた。班目委員長は「視察の前に、作業は当然行われていたと思っていた」と振り返る。だが、着手は遅れた。
 首相は官邸に戻った後、周囲に「原発は爆発しないよ」と語った。

 1号機でようやくベントが始まったのは午前10時17分。しかし間に合わず、午後3時半すぎに原子炉建屋が水素爆発で吹き飛ぶ。「原発崩壊」の始まりだった。致命傷ともいえる対応の遅れは、なぜ起きたのか。
      ◆

 11日、東電の勝俣恒久会長は滞在先の北京で震災の一報を知る。心配する同行者に「情報がない」と漏らし顔をゆがめた。衛星携帯で本店と連絡を取り続けたが、帰国できたのは翌12日。清水正孝社長も出張先の関西から帰京できない。東電はトップ不在のまま対策本部を置く。

 一方、官邸の緊急災害対策本部。当初、直接東電とやりとりするのではなく経済産業省の原子力安全・保安院を窓口にした。「原子炉は現状では大丈夫です」。保安院は東電の見立てを報告した。

 しかし、事態の悪化に官邸は東電への不信を募らせる。菅首相は11日夕、公邸にいる伸子夫人に電話で「東工大の名簿をすぐに探してくれ」と頼んだ。信頼できる母校の学者に助言を求めるためだった。

 11日午後8時30分、2号機の隔離時冷却系の機能が失われたことが判明する。電源車を送り込み、復旧しなければならない。「電源車は何台あるのか」「自衛隊で運べないのか」。首相執務室にホワイトボードが持ち込まれ、自ら指揮を執った。

 官邸は東電役員を呼びつけた。原子炉の圧力が上がってきたことを説明され、ベントを要請した。しかし東電は動かない。マニュアルにはあるが、日本の原発で前例はない。放射性物質が一定程度、外部へまき散らされる可能性がある。

 「一企業には重すぎる決断だ」。東電側からそんな声が官邸にも聞こえてきた。復旧し、冷却機能が安定すればベントの必要もなくなる。

 翌12日午前1時30分、官邸は海江田万里経産相名で正式にベントの指示を出した。だが、保安院は実際に行うかどうかについて「一義的には東電が決めること」という姿勢を変えない。国が電力各社に文書で提出させている重大事故対策は「事業者の自主的な措置」と位置づけられている。

 「東電はなぜ指示を聞かないのか」。官邸は困惑するばかりだった。首相は「東電の現地と直接、話をさせろ」といら立った。「ここにいても何も分からないじゃないか。行って原発の話ができるのは、おれ以外に誰がいるんだ」。午前2時、視察はこうして決まった。

 事故を防ぐための備えは考えられていた。しかし、それでも起きた時にどう対応できるか。班目委員長は取材に「自分の不明を恥じる」と言ったうえで、こう述べた。「その備えが足りなかった」

      ◆

 東日本大震災から人も国も再び立ち上がるには何が必要なのか。教訓を得るというには重すぎる出来事を後世にどう伝えればいいのか。あらゆる現場を見つめ直し、長い時間をかけて考え続けなければならない。随時掲載する「検証 大震災」の初回は、かつてない原発の大事故に政府や東電が当初どう対処したのかを報告する。【震災検証取材班】<10・11面に特集>

2011年4月8日金曜日

原発災害情報 12 -YouTube - 原発 津波で冷却不能も

##あまりにも酷く面白過ぎる!!!これは全くの予告だ!!!保安院は唯々大丈夫だと言うばかりだ!!!保安院長広瀬は単なる無能のようだ!!!##

YouTube - 原発 津波で冷却不能も: "2006年3月1日 吉井議員が質問 衆院予算委員会分科会
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-03-02/2006030201_01_0.html"

2011年4月6日水曜日

原発災害情報 10 -上原春男氏共同インタビュー 主催:自由報道協会 (番組ID:lv45748912)

##非常に面白い!!!!!##

上原春男氏共同インタビュー 主催:自由報道協会 (番組ID:lv45748912)

福島第一原子力発電所・3号機の設計者でプレート式冷却装置の開発者でもある上原春男・元佐賀大学学長への共同インタビューを自由報道協会主催で行ないます。
上原氏は政府と東京電力でつくる事故対策統合連絡本部の会議にも出席。
冷却対策を提案しています。

2011年4月5日火曜日

原発災害情報 9 -放射性物質の拡散予測いちばん必要な日本では知らされないのはナゼ?

 放射性物質の拡散予測いちばん必要な日本では知らされないのはナゼ?

###あまりにも酷く面白過ぎる!!!現今の日本人は狭量で小心者なのか!!!!!未だ大本営発表に逃げ込むのか!!!!!!!###


 ネットで放射性物質の拡散予測を気象庁はナゼ発表しないの?___福島第一原発の事故で、気象庁が同原発から出た放射性物質の拡散予測を連日行っているにもかかわらず、政府が公開していないようだ。

 現在、ドイツなど欧州の気象機関は日本の気象庁から得た観測データを基に独自に予測し、放射性物質が拡散する様子を連日、天気予報サイトで公開している。気象庁の予測は国際原子力機関(IAEA)の要請によるものだという。

 「放射性物質予報」を気象庁にもやってほしいという声が出るのは自然な流れだ。データ提供を民間の気象予報会社にも広げれば、「花粉情報」を出すみたいに発信できるだろう。そうすれば今日は洗濯物を外に干せるかどうかや、外出の注意も出来るだろう。子供に「今日は原発からの風がこっち向いてるから、外に出ちゃダメよ」と言えるのだが…。永田町関係者は「国民のパニックを恐れているのでは。しかし海外経由の情報で放射性物質の飛散を知るのは情けない。まあ、お上からの(公表はまかりならんという)お達しがあったんだろうね」と肩を落とす。

 それを裏付けそうな書類が出てきた。18日付で日本気象学会会員あてに配布された、日本気象学会理事長名での注意文だ。そこには「放射性物質の拡散は、防災対策と密接に関わる問題であり、適切な気象観測・予測データの使用はもとより、放射性物質特有の複雑な物理・化学過程、とりわけ拡散源の正確な情報を考慮しなければ信頼できる予測は容易ではありません」とし、「防災対策の基本は、信頼できる単一の情報を提供し、その情報に基づいて行動することです。会員の皆様はこの点を念頭に置いて適切に対応されるようにお願いしたい」とクギを刺している。つまり、勝手な拡散予測はするなということ。政府が拡散情報にナーバスになっていることが伺える文書だ。

 しかし、海外では入手可能な情報が日本では非公表なのは、国民の知る権利にも抵触することにならないのか? 今後政府の対応に批判の声が噴出してきそうだ。

 ちなみに、ドイツ気象庁の予測では、5日は風向きにより四国や九州にも放射性物質が飛散すると予測している。

2011年4月3日日曜日

原発災害情報 8 -特別リポート:地に落ちた安全神話─福島原発危機はなぜ起きたか

・・・非常に面白い!!!熟読すべき!!!・・・

特別リポート:地に落ちた安全神話─福島原発危機はなぜ起きたか


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 かつて、旧大蔵省銀行局は、銀行の健全性を審査する検査官も含めて銀行と馴れ合い関係に浸り、バブル崩壊で不良債権が積み上がった銀行の危機的な状況は見過ごされた。背景にあったのは、銀行は決して破綻しないという「銀行不倒神話」だ。95年の兵庫銀行の破綻を契機に、金融危機は加速していくことになるが、大蔵省は銀行局の破綻処理スキームの構築などで後手に回った結果、金融危機を拡大させていくことになった。最終的に大蔵省は解体され、金融庁の発足につながっていく。

 国策として原子力推進を進める経済産業省に、安全規制を担う保安院が設けられている現状では、強力なチェック機能は期待しにくい。保安院が「原発推進のお墨付き与えるだけの機関」(電力アナリスト)と言われる理由はここにある。
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 今回の原発危機は、東電や電力会社の企業体質に大きな転換を迫るだけでなく、日本のエネルギー政策自体の構造改革に口火をつける可能性もある。政府の中には今回の事故をきっかけに、抜本的なエネルギー政策の見直しに取り組むべきとの声も出始めた。

 最大の課題は、原発の安全神話が崩れた今、今後の日本の電力エネルギーをどのように確保するのかという点だ。日本の電力供給に占める原発の割合はすでに約3割に達している。その一方で東電の供給力不足解消の見通しは立っていない。

 このままの状態が続けば、企業の生産回復を阻害する構造的な要因になり続ける可能性もある。電気事業法には電力会社による電力の供給義務が盛り込まれているが、「資源エネルギー庁と東電は法律に違反しない範囲でどのように計画停電を行うかに、すべての力を注ぎこんでしまっている」(政府関係者)という。 

 もう一つの焦点は電力自由化だ。国策である原発推進を二人三脚で進めてきた電力会社と経産省だが、電力自由化では対立を続けてきた。2000年初頭に経産省が水面下で進めようとしていた発電と送電を分離する抜本的な自由化案は、東電を中心とした電力会社の抵抗に会い、あえなくお蔵入りとなっている。

 原発のリスク負担を今後も民間企業に押し付けるのか。現在の全国9電力体制を維持し続けるのか。これまで避け続けてきたこうした難題に政府は緊急の回答を迫られている。

 東電は原発事故に伴う損失で経営自体が困難になることが予想されるが、その先には電力産業自体の構造改革とエネルギー政策の転換という歴史的な変化が待ち受けているかもしれない。

2011年4月2日土曜日

原発災害情報 7 -ノルウェー気象研究所による放射能拡散予報

・・・なかなか面白い!!!・・・

ノルウェー気象研究所による放射能拡散予報

ノルウェー気象研究所による放射性物質拡散予測です。
ノルウェー時刻は協定世界時(UTC)の為、日本時間に換算するには+9時間します。
ヨウ素131 セシウム137 キセノン133 毎の拡散予測図が表示できます。
また、 アジア圏、 太平洋、 アメリカ大陸、 北半球 への拡散予測図も表示できます。

2011年4月1日金曜日

原発災害情報 6 -日本地震の津波の後福島原子炉での新しい水素爆発

・・・なかなか面白過ぎる!!!・・・

日本地震の津波の後福島原子炉での新しい水素爆発

投稿者: RussiaToday |作成日: 2011/03/13
最新の更新プログラムは、次のとおり http://twitter.com/rt_com と http://www.facebook.com/RTnews
現在、福島県原子力発電所第2高炉があったの日本の最新の開発してください。 11人が爆発で負傷した。 原子炉は、現時点では完全であると言われています。 そして、当局は今回の事件が起こったので、放射線レベルの変更がされていないと主張している。 少なくとも22人がすでに放射能にさらされてきた - 金曜日のdevestating揺れや津波、次の以前の爆発の後に。 職員は、別の爆発の可能性は今そうだという。 原子炉の半径20km以内に人々が安全に避難している。 日本の北東海岸に向かって移動三メートルの高さの津波の警告は、強い余震が原因で発生が行われていた。 私たちは今警告が解除されているレポートを取得している。 内閣総理大臣は菅直人は、第二次世界大戦以来最悪の危機と呼ばれるている。 RTのアイバーベネットは仙台、町ワースト巨大な波によって影響を受けるのいずれかになります。

2011年3月31日木曜日

原発災害情報 5 -チェルノブイリ立ち入り禁止区域、「ゾーン」の今 大事故から25年

・・・非常に面白い!!!・・・

チェルノブイリ立ち入り禁止区域、「ゾーン」の今 大事故から25年
2011年03月29日 17:54 発信地:チェルノブイリ/ウクライナ


【3月29日 AFP】ガンナ・コンスタンティノーバさん(77)が住む場所は1986年、世界史上最悪の原子力災害が発生したチェルノブイリ(Chernobyl)原子力発電所から18キロしか離れていない。

 ソ連崩壊後、ウクライナ領となったチェルノブイリ原発周辺は「立ち入り禁止区域」に指定されている。しかし、ここには今も高齢者を中心にウクライナ人数百人が住んでいる。彼らは辛うじて生計を立てながらも「死のゾーン」という異名を挽回するかのように、驚くほど牧歌的な暮らしを送っている。

 オレンジ色のスカーフを頭に巻いたコンスタンティノーバさんは、裏庭で育てた野菜を手に「チェルノブイリで十分よく暮らしているわ」と語る。「空気はきれいだし、川も近い。なにもかもが本来あるべき姿で存在してるわよ」

 訪問者たちにとって、コンスタンティノーバさんの言葉は驚きだ。原発周辺30キロ圏内の立ち入り禁止地区、いわゆる「ゾーン」への訪問者は、圏内ではいかなる植物や施設にも触れず、たばこを吸ったり、屋外で飲食したりしないよう誓約書を書かされるのだ。

■「ゾーン」に住み続ける人たち

 その史上最悪の原子力災害からあと1か月で25年目という時、東北地方太平洋沖地震で打撃を受けた福島の原子力発電所の危機に直面し、世界の目は再びチェルノブイリに注がれた。

 チェルノブイリ周辺の汚染地区に居住してはならないという当局の禁止令に反して、立ち入り禁止区域内には高齢のウクライナ人約270人が住んでいる。当局はとうの昔に、この禁止令を徹底させる努力を止めている。コンスタンティノーバさんや住民たちは、核による破滅と隣り合わせかもしれないが、比較的「普通の暮らし」であることを誇ってもいる。日本から「死の灰」が届くかもしれないという懸念が強まっても、彼女たちの心は揺るがない。

 1986年4月26日、チェルノブイリ原子力発電所の4号炉が爆発し、致命的な放射性物質が広範囲にまき散らされた時、当時のソ連政府は半径30キロ圏内の住民13万人全員を避難させた。

 しかし、住民が自宅へ戻るのを止めることはできなかった。コンスタンティノーバさんは事故から1月もしないうちに小さな木造のわが家へ戻り、以来そこから動いたことはない。「草の香りもいいし、夏にはいろんな植物が真っ盛りになるのよ。森で採れるもの、キノコやベリー類、何でも食べてるわ。放射能は感じません。トマトやキュウリ、ジャガイモも育ててます。何でも食べるし、何も心配してません」とコンスタンティノーバさん。「避難した人の多くは死んでしまったけど、私は今も生きてるわ」

 事故から25年になるのを前にチェルノブイリの街は、建物を化粧し、記念式典に合わせてオープンする公園や博物館の建設を急ピッチで進めている。

■「何でも食べています、キノコもね」

「ゾーン」にいる全員が決意の固い高齢者というわけではない。

 この地区内に勤務するウクライナ人7500人はシフト制で働き、彼らの給与は首都キエフ(Kiev)の平均の約2倍と言われている。そのうち約3500人がチェルノブイリ原発に雇われており、残りの半数は消防関係者、森林労働者、科学者、ゾーン内の他の事業に関わる建設労働者などである。

 オレグ(Oleg)さん(30)はチェルノブイリにある国営企業で5年間働いてきたが、勤務シフトは特殊だ。「ゾーン」内で15日間働いたら、次の15日間は「ゾーン」外にある自宅で在宅勤務する。「安全面での注意は、徒歩で行ってはならない場所には徒歩で行かない、というだけ。もっとも、時々はそんな場所を歩くこともあるけどね。食べるものは何でも食べてるよ。魚や、時にはキノコだってね」。「ゾーン」内で暮らすために必要な「秘訣」は、「釣りをするときは水が溜まっている場所ではなく、流れのある場所で釣ること」だと教えてくれた。

 オレグさんはガイガーカウンター(放射線測定器)を携帯していない。浴びている放射線が、政府の基準値を超えていないことは分かっているからだと言う。「毎年、体内被ばくの検査を受けてるんだ。魚やキノコを食べすぎたら、限界値は超えるかもしれないからね。一度、値が高すぎるときがあったんだ。2~3か月したらまた来るようにって医者に言われたけど、次に行ったら普通のレベルに戻っていたよ」

「ゾーン」で働くもう一人の若者、ヴィラ(Vira)さんも同じ勤務シフトだが男性の同僚よりも注意していて、地元産の食べ物は口にせず、外部から運ばれてきた食品だけを食べている。しかし、ヴィラさんでさえ何年かここで働くうちに慣れてしまい、これからも同じような注意を続けるかどうか分からないと言う。「チェルノブイリに来たときは偏見でいっぱいだった。草は踏まないようにしていたし、野菜には絶対触らないようにしてたわ。けれどそれから、チェルノブイリの放射線レベルが基準を超えていないということや、長い期間ここにいても危険はないということが分かったの」

 年金生活者の夫婦、マリア・セメニュク(Maria Semenyuk)さん(73)とイワン(Ivan)さん(75)もやはり「ゾーン」内の村、パリチフ(Parychiv)に暮らす。日本の原発事故に関する情報が少ないことは、チェルノブイリの事故当時を思い出させると言う。「私たちは何も聞かされなかった。あの日は集団農場でリンゴを植えたところだったんだ。そうしたら当局から、みんなで3日間だけ避難するって言われたのさ。大変なことだなんて誰も思わなかった」。大災害だったにもかかわらず夫妻は2年後、チェルノブイリに戻った。今は森でキノコ狩りを楽しみ、地元の果実でワインさえ作り、訪れる人にグラスでふるまっている。

 しかし、パリチフ村は文字通り死につつある。家々は見捨てられたまま、屋根は崩れ、第2次世界大戦の記念碑だけが村の真ん中に残っている。チェルノブイリ原発事故の前に400人が生活していたこの村に、今も暮らしているのは9人だけだ。(c)AFP/Anya Tsukanova

2011年3月30日水曜日

原発災害情報 4 -「大前研一ライブ」

「大前研一ライブ」は地上波ではなかなか放送できないニュースの本質や裏側、隠された因果関係を明らかにし、それらが個人や企業­­に与える影響を毎週詳しく解説するBB­Tチャンネルの会員制番組です。この番組の最新情報が受け取れるメルマガ登録はこちら。 
http://www.lt-empower.com/mag2/mag2.asp?m=youtube

2011年3月29日火曜日

原発災害情報 3 -「ニューヨークタイムズ」311から時系列で東北関東大震災被災地の写真を紹介

###あまりにも凄過ぎる!!!!!###

「ニューヨークタイムズ」311から時系列で東北関東大震災被災地の写真を紹介

「ニューヨークタイムズ」が、東北関東大震災の発生した3月11日からの写真を時系列で紹介しています。

Photos of Japan After Earthquake and Tsunami - Photographs - NYTimes.com

日本のマスメディアは報じられないような写真も数多くあります。十分にそのことを理解した上でリンクをクリックしてください。

原発災害情報 2 -原発元設計者が米メディアで告白 「原子炉構造に欠陥あり」

原発元設計者が米メディアで告白 「原子炉構造に欠陥あり」
週刊朝日 3月28日(月)17時27分配信
福島第一原子力発電所の原子炉には重大な欠陥があった--爆発事故を起こした原子炉の設計にかかわった日米の元技術者がそろって証言を始めた。経済性を優先するあまりに小型に造ったため、冷却システムなどに余裕がなく、地震や大規模停電になると爆発しやすいという。今回の地震では、まさにその心配が現実になった可能性が高い。

 現地時間で3月15日、米CNNが、米国を代表する原子炉メーカーであるゼネラル・エレクトリック(GE)の元エンジニア、デール・ブライデンボー氏のインタビューを放送した。白髪に白いひげをたくわえたブライデンボー氏は悲痛な表情でこう語った。

「福島原発の事故は私たちが想定したシナリオよりもはるかに悪い。このままだと、何千もの命が失われる可能性がある。それが怖くてたまらない」

 遠い米国で、なぜ米国人に福島のことがわかるのか? 実は、ブライデンボー氏は福島第一原発の1~5号機で使われているマーク1型原子炉の原設計をした人物だった。(※型の数字はローマ数字、以下同)

 今回、最初に水素爆発を起こした1号機は日本製ではない。1号機の建造が始まった1960年代、日本はまだ自力で商業用原子炉を造っていなかった。このためGEが造った。このあと2号機はGEと東芝が共同で建設し、3、4号機になってようやく東芝や日立製作所が主体で造った。炉心損傷を起こしている1~3号機はいずれも、GEの設計を基にしたものなのだ。

 そしてブライデンボー氏は在職中から、このマーク1の安全性に疑念を抱き、75年に同僚2人とともにGEを退職すると、米原子力規制委員会と共同戦線を張ってマーク1の製造中止を訴えてきた。この3人は、いまでは「GEスリー」と呼ばれている。

 前出の番組でブライデンボー氏はこう語っている。

「マーク1は大規模事故に耐えうるようには設計されていません。冷却システムがギリギリの容量で設計されているため、電力供給が途絶えて冷却システムが止まると、爆発を起こす危険性がある。使用済み核燃料の貯蔵プールも最新型のように自然に冷やされるタイプではないため、電気が切れるとすぐに温度が上がってしまう」

 福島でも地震で冷却システムが止まり、1、3号機はいずれも格納容器の圧力が高まった。使用済み核燃料の貯蔵プールの温度が上がり、消防車などで必死に水をつぎだした。

 まさに氏の指摘どおりだ。一体、このマーク1とはどんな原子炉なのか。

「マーク1が欠陥を抱えているとの米国での指摘は当時から知られていました。格納容器全体の容積が小さいため、炉心部を冷却できなくなって、圧力容器内の蒸気が格納容器に抜けると格納容器がすぐに蒸気でパンパンになってしまう。最悪の場合は格納容器が破裂してしまう心配がありました」

 こう説明するのは68年から77年まで日立製作所の関連会社「バブコック日立」に勤務し、福島第一原発4号機の圧力容器などの設計に関わった田中三彦氏だ。圧力抑制プールを含めたマーク1の格納容器の容量は、新型の「マーク3」の4分の1程度しかない。

「今回、津波による電源喪失などで炉心冷却システムがすべて動かなくなったことで、格納容器が破裂しそうになりました。1号機の格納容器が8気圧になったのがそれを物語っています。運転中の格納容器は中の気体が外へ出ないように1気圧よりもすこし低くしており、設計上も約4気圧までしか耐えられないので、ものすごく大変な事態でした」(田中氏)

 このため東京電力は、格納容器にある「ガス放出弁」を開けて、容器内の圧力を下げざるを得なくなった。そしてこの弁こそ、ブライデンボー氏が会社人生をかけてまで求めたマーク1の安全対策の一つだった。

「80年代後半、私の訴えの一部が認められ、圧力を逃すガス放出弁を取り付けることが義務づけられました」(ブライデンボー氏)

 ガス放出弁がなければ今回、早い段階で格納容器が爆発しただろう。

 しかし皮肉にも、このガス放出弁から出た放射性物質を含む蒸気のために、原発周辺の放射線濃度が上がり、作業員らが被曝している。さらに、炉内で発生した水素ガスも蒸気と一緒に出て、1号機と3号機で水素爆発を起こし、建屋を吹き飛ばした。

 マーク1の欠点はこれだけではなかった。再び、田中氏が証言する。

「圧力容器に付属する再循環ポンプは、重さが数十トンもあるのに支えが不安定で、大地震時に再循環系の配管が壊れないかがよく問題になってきました。もし壊れると、ここから冷却材が格納容器へ噴き出し、『冷却材喪失事故』という悪夢になってしまうからです」

 再循環ポンプは、原子炉内に発生する気泡を取り除くためのもの。最新型では圧力容器内にあるが、福島原発のような古い型では圧力容器の外にある。

「格納容器の圧力の上がり方、水素爆発の起こり方などから推測すると、とくに1、3号機では今回、冷却材喪失事故が起きたように思えます」(田中氏)

 国はこれまで、格納容器の欠点にどれだけ向き合ってきたのだろうか? 

「ガス放出弁について当初は『そんなバカな。格納容器は放射性物質が外に漏れないようにするものだ』としばらく検討していました。設置されたのは90年代に入ってからでした」(同)

 そもそも、40年以上前に設計された原子炉を今も使っていること自体どうなのか。田中氏は言う。

「日本の原発には法的な寿命がありません。設計者は耐用年数を40年としてきました。1号機は40年を過ぎていますが、日本は米国をまね、90年代に入って最長60年まで使えるとの見解を示しました」

 マーク1のコンパクトな設計については、ロシアの専門家は、
「安全性よりも経済性を優先した結果ではないか」
 と、指摘している。ブライデンボー氏もCNNのインタビューで、こう話す。

「社員だった当時、上司にマーク1の廃炉を嘆願すると、上司は『そんなことをしたら、わが社の原子炉部門だけでなく、会社自体がなくなってしまう』と聞き入れられなかった」

 被災から11日後の22日に、福島原発にはやっと電源が回復し、温度計が復活した。1号機の圧力容器の温度が設計限界の309度を超える400度だったことがわかり、東電はあわてて炉内への注水を増やすことにした。しかし、注水を増やすと、それによって発生する蒸気で圧力容器内の圧力が格納容器に抜けて、再び格納容器が爆発する危険が高まることになる。

 小さかった格納容器という欠陥が、今も福島原発を苦しめている。

◆現場作業員が語る「あのボロい原発が・・・」◆

 地震が起きた瞬間、私がいた福島第一原発の建屋では電気が消え、上から電球などいろいろなものが落ちてきました。サイレンが鳴って、「外に避難してください」というアナウンスが聞こえ、大勢の人たちが駆けだしているのが見えました。みんな口々に、
「爆発するんじゃないか」
「放射能にやられるかも」
 とさけび、原子炉から離れた事務本館に殺到。パニックになりました。最初は「落ち着いて」と制止していた警備員も、いつの間にか一緒に走っていました。

 本館で自分の車のカギを取って逃げようとしていると、おそらく東京電力の関係者が、
「帰るかどうか、もう勝手に自分で判断してくれ」
 と声を張り上げていました。もっとも、その本人がだれよりも早く逃げる態勢を整えていたのはびっくりしました。

 車にたどりつき、
「津波らしい」
「すぐそこまで来ているぞ」
 という声を聞きながらアクセルを踏みました。車を少し走らせ、高台で原発の方向を振り返ると、まさに津波が原発に襲いかかっていました。

 これで福島第一は終わりだ、あのボロい原発が倒壊して放射能が漏れたらどうなる--と思うと、背筋がぞっとした。かなり頑丈な建屋が水素爆発で無残に吹き飛んだ姿を報道で見たとき、この考えは間違っていないと確信しました。

 地震の翌日だったか、施設の地下で働いていた作業員2人が行方不明だと聞きました。一人は顔見知りでした。放射能の餌食になっていないか、本当に心配です。

 その後、友人経由で東電の下請け会社からメールが来ました。

〈現在の報道は非常にセンセーショナルで、当社が確認したところでは、そこまで深刻ではないとの回答を東電サイドから得ています。今後、多数の方々のお力を必要といたします。これまでのベースから日給3倍をめどにご賛同をいただける方々を募集しております〉

 3倍なら日給5万円です。より危険な区域を担当したり、経験が豊富だったりすれば10万円という話も聞きました。「もしものときに人手がいるから登録だけでもどうかな」という誘いもあります。

 しかし、応募した人はいないとか。下請け会社の話だと、原子炉への海水注入を迫られた際に東電側は、
「この原発にどれだけカネを使っているのか、知っているのか。原発がなくなれば、お前らの仕事もなくなるぞ。海水を入れて廃炉にするなんて、とんでもない」
 と言い放ったというぐらいの会社ですから。

(本誌取材班=本誌・堀井正明、三嶋伸一、大貫聡子、永井貴子/今西憲之、シャノン・ヒギンス)

2011年3月27日日曜日

原発災害情報 -原子力保安院の大嘘暴露!

日本の官僚について傾聴に値する内容をたくさん含む非常に面白い話である。

原発トラブル情報 -原子力保安院の大嘘暴露!(関東エリア未放送)
武田邦彦教授が緊急インタビューに応じる。
http://www.youtube.com/watch?v=gW8pfbLzbas#at=14&fmt=35

武田邦彦・中央大学教授のプロファイルと最近の著作。

2011年3月26日土曜日

トリウムを燃料とする原発について調べる -グローバル・ヒーティングの黙示録

なかなか面白いページを発見した。内容は極めて含蓄に富んでいる。

グローバル・ヒーティングの黙示録

第二章 非再生エネルギー発電の衰退

トリウムを燃料とする原発


<トリウム炉の原理>

地殻に含まれる トリウムはトン当たり8グラム、ウラニウムは2グラムで資源の量ではウラニウムの4倍あります。ところがウラニウムは大部分が海水に溶けてしまっています。トリウム232は 陸地に閉じ込められています。そしてレアアース(希土類)採取の残渣として世界に数十万トンの在庫があります。今の世界の原発と同じ規模(4億kW)を今世紀末まで動かせる量です。

というわけでトリウム炉が今世界で見直されています。オーストラリアのマイケルジェフリー総督は2009年5月、「持続可能なエネルギー源としてトリウム利用を考えるべきだ、トリウムは核兵器を生まないからだ」と述べま した。2009年10月にドイツで開催された気候変動専門家会議でも議論され、2009年12月の日中印温暖化専門家会議の声明文にも明記されております。米国民主党のリード上院議員が2億5000万ドルのトリウム燃料研究開発費支出法案を提出しました。チェコでも2013年から溶融炉実験炉の建設計画があるということです。水爆の父、エドワード・テイラーも亡くなる前、トリウム溶融炉を支持していたといいます。インドでは固体燃料を使う増殖炉にトリウムを混ぜる方式を研究しています。

トリウム232は90個の陽子を持っています。 トリウムは自身では核分裂しませんが熱中性子を拾って核分裂できるウラニウム233になります。一挙にウラニウム233に転換するのではなく、まず中性子を拾ってトリウム233となり、これがベータ崩壊して、プロトアクチニウム233となり、更にベータ崩壊して、ウラニウム233となります。こうして生成したウラニウム233をトリウムと混合して燃料とする核分裂炉です。燃料再処理が必要となります。そしてこのウラニウム233は核分裂して余剰の中性子を生みますので熱中性子炉で連鎖反応が可能となります。稀少な資源であるウラニウム235の濃縮なしに、また高速炉なしに無限のエネルギーが得られます。

232Th + n → 233U; 233U + n → fission prod. + 2.3n

ただこの反応で余剰の中性子は0.3しかありませんので、中性子損失があると連鎖反応が継続しません。この追加的中性子源としてウラニウム235またはプルトニウム239を加えるか中性子源として陽子加速器を使うことが考えられます。カール・ルビアは加速器を提唱しています。しかし加速器が高価なことと、電力消費が多く、多分経済的ではないだろうと考えられます。

この反応は強い放射能を持つ半減期30年程度の核分裂物質ストロンチウム90とかセシウム137を生成しますが、半減期の長いプルトニウムなどのアクチノイドの生成が少ないというメリットがあります。

2011年3月25日金曜日

http://www.kojima-net.jp/ , http://blog.kojima-net.com/ 接続不能トラブル  -3

午後、http://blog.kojima-net.com/ への接続ができるようになった。

リンククラブホスティング X からきた回答のメールによると次の通りであった。 (昨日 22:07 http://blog.kojima-net.com/ への接続が不能であることを再度リンククラブホスティング X へ質問のメールをしていた。)

blog.kojima-net.jp はLPPのサービスに関連付けされていましたが、
DNSがLHXへ切り替わったため、blog.kojima-net.jp が解除されました。
LHXコントロールパネル内のDNS設定で再度blog.kojima-net.jp を
設定しましたのでもう暫くすると表示されるようになります。

2011年3月24日木曜日

http://www.kojima-net.jp/ , http://blog.kojima-net.com/ 接続不能トラブル  -2 

昨日 http://www.kojima-net.jp/ に接続不能トラブルが発生したが、リンククラブホスティング X ヘの質問、回答により 21:33 http://www.kojima-net.jp/ の接続に成功した。

昨日更に 22:07 http://blog.kojima-net.com/ への接続が不能であることを発見し、直ちにリンククラブホスティング X へ質問のメールをしたが未だ回答がない。

2011年3月23日水曜日

http://www.kojima-net.jp/ , http://blog.kojima-net.com/ 接続不能トラブル

 http://www.kojima-net.jp/ 接続不能トラブルが発生した。

 21:33 http://www.kojima-net.jp/ 接続成功。

 22:07 http://blog.kojima-net.com/ 接続不能であることを発見。

2011年3月22日火曜日

テレビで東北地方太平洋沖地震の情報を観続ける - 11

中国、トリウム溶融塩炉と進行波炉開発に照準

  世界最大の原子力発電国の米国、その米国を15年後には追い抜くことが確実の中国。2つの国で、原子力の持つ新たな可能性に照準を定めたユニークな原子炉の開発が動き出した。
 
  中国の最高レベルの科学技術学術機関であると同時に自然科学・ハイテク総合研究センターである中国科学院はこのほど、トリウム溶融塩炉の開発を正式にスタートした。トリウム溶融塩炉は、核燃料物質と冷却材が溶融塩の形で一体になったトリウムサイクルを用いた熱中性子炉で、増殖を行う原子炉だ。

  溶融塩炉は、発電所内で核分裂生成物を連続して除去する再処理方式を採用することができ、核燃料サイクル全体に投入される核燃料の総量を低下させることができるといった特徴を持つ。米国のオークリッジ国立研究所で1960年代に研究が進められたが、材料や部品、プラントの維持、廃棄物管理等で技術的に困難な問題があったため計画は中止された。
 
  中国科学院は1月25日、2011年の活動会議にあわせて開いた「創新2020」の記者会見で、戦略的先導科学技術特別プロジェクトの一環としてトリウム溶融塩炉原子力システム(Thorium Molten Salt Reactor::TMSR)の研究を開始することを明らかにした。
 
  戦略的先導科学技術特別プロジェクトは、中国科学院が2050年までを視野に入れてとりまとめた科学技術発展ロードマップに基づいて、長期的な視点から国として発展させる必要がある重要な科学技術問題にねらいをつけたものである。国務院常務会議で2010年3月、「創新2020」計画の審議・承認が行われた際に同プロジェクトの設立が認められている。
  
  中国科学院は、2年間に及ぶ根回しや調査研究、討論を経て、2010年9月25日の外部の専門家による検討・評議を踏まえ、同12月に予算の審査が通ったことから2011年1月11日に実施を正式に承認した。
 
  中国科学院はTMSRの開発を4段階で進めるとしている。まず2015年までは問題発見期間として、2MWの実験炉を建設しゼロ出力臨界を達成した後、2年後に2MWを達成する。次の5年間では、モジュール化炉の研究開発を開始するとともに、10MWの実験炉の臨界を達成する。
 
  2020年~30年は実証応用段階と位置付けられており、電気出力100MWの実証炉を建設し臨界を達成する。そして2040年までに商業利用段階に持っていくという計画だ。TMSRの研究開発は、中国科学院の上海応用物理研究所が担当する。

  中国では、もう1つユニークな原子炉の開発がスタートしている。国家能源報が昨年9月17日に報じたところによると、国家エネルギー(能源)局電力司核電処(部)は「進行波炉辦公室」を設立し進行波炉技術の研究開発について関係者の意見をまとめたうえで、原子力企業の専門家を選任し準備作業をスタートした。
 
  進行波炉(Traveling Wave Reactor)は、1958年に初めて提唱された増殖炉の一種で、理論的には燃料を交換しないで50~100年間の運転が可能という。また、軽水炉から取りだされた使用済み燃料や劣化ウラン、トリウム等を燃料として利用することができる。

  福建省のアモイ大学エネルギー研究院の李寧院長は2009年10月30日、中国南方電網と中国国電集団、能源雑誌社が共催したフォーラムの場で、進行波炉の開発の意義について強調した。マイクロソフト社の創業者ビル・ゲイツ氏が出資するテラパワー社も進行波炉の開発構想を明らかにしている。



“平和の灯”を点すトリウム原発開発

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

溶融塩炉では、トリウム232(天然・非核分裂性)+中性子→トリウム233→ウラン233(核燃料)となります。

トリウムをウランに変換する中性子源としてプルトニウムを使います。ウラン233は、強力な電磁波であるガンマ(γ)線を同伴するため核兵器への転用が困難です。

そして、軽水炉で用いられる制御しづらい金属製の燃料集合体(出力変動に弱い燃料棒の束で、1年程度の間隔で交換を強いられる)格納容器やシュラウド(炉心部を構成する燃料集合体・制御棒等を内部に収納する円筒状の構造物)を冷却するための海水が不要なグラファイト(温度変化に強い黒鉛)部分で核分裂反応を冷やさずに保つ仕組みです。
 
日本では現在、再処理工場(青森県六ヶ所村)の本格操業が待たれるなか、発電後にウランから発生される残渣であるプルトニウムの扱いに腐心しており、苦肉の策としてプルサーマル発電や高速増殖炉「もんじゅ」開発を行っています。余り馴染みのないトリウムについてもウランと共に「原子力基本法」で既に定義されており、トリウム原発の実用化に支障は全くありません。

原子力を地球温暖化対策の切り札とする先進国のみならず経済成長でエネルギー需要が伸びている新興・途上国において原発導入の動きが活発化している「原子力ルネサンス」である一方、国内では脱原発や原発反対の不毛な「原発漂流」議論が続いている原子力政策を打開すべく、今こそ地球温暖化防止やエネルギー安定供給、そして核軍縮・核不拡散という崇高な理念に基づく「核なき世界」の実現に向け、軽水炉に固執・拘泥せず高速増殖炉の呪縛に囚われることなく、“平和の灯”を点すトリウム原発開発に唯一の被爆国である日本がリーダーシップを発揮して取り組むべきであると考えます。

 
世界の核兵器の9割以上を占める核超大国である米国とロシアとの間で2011年2月5日、新しい核軍縮・核不拡散の枠組みとなる「第2次戦略核兵器削減条約(STARTⅡ)」が発効しました。また、核兵器の原料となるプルトニウム等の生産に歯止めを掛けるための「
兵器用核分裂性物質生産禁止(カットオフ)条約」を推進する動きも加速しています。近い将来、エネルギー戦略の要諦となるトリウム原発を梃子に、人類が核兵器のない恒久的な平和を享受しながら地球環境を守り、子々孫々に禍根を残さない持続可能な社会が構築されることを期待しています。


A-52.(04.11.09)  
六ヶ所村再処理工場の存廃とトリウム熔融塩炉


2.古川博士、朝日投稿・没

  エネルギー問題が世界的に混乱しているときに、何故日本の原子力委員会がこのような方針を決定したのか、詳しい説明がなく、単に経済性の問題に力点を置いているのは理解しにくい。たまたまそういうときに、04年10月末古川先生から、朝日「私の視点」に投稿する原稿(案)をお送りいただいた。丁度北朝鮮やイランなどの核開発について世界の世論が話題となっており、かつ六ヶ所村処理施設の存廃が日本国内のエネルギー政策を左右する大問題となっている時宜でもあり、大変タイムリーなテーマであると声援を送りました。お許しを得て、ここにその原稿を掲載させ頂く。

朝日新聞 「私の視点」 投稿原稿: (没)
「今後の世界百年のための原子力政策を!」         
トリウム熔融塩国際フォーラム 古川 和男


 今、日本は経済再建の大事な時期にある。その骨格となるのは明らかに「エネルギー環境産業」であろう。原子力委員会が政策再検討を行っており、再処理工場は稼動をめざす方針と報道されている。結論がどうであれ、これと「もんじゅ」再稼動問題の本質は、信頼できる中核技術者の育成確保保持という現実的緊急課題にある。主題とすべきは百年の大計である。今世紀世界は原子力に頼る他ないからであり、ここで異論もあろうが、次の4点を考えてみて頂きたい。

 1).再生可能な自然エネルギー技術の現実: 風力、太陽光発電などの実用の試みがかなり進み社会的な評価可能となったが、まだ不安定な寄生的技術で、電力の分担は精々1割までであろう。良いエネルギー源であるから、二-三〇年以内に真の新基幹エネルギー技術へと改革すべきだが、成功しても「世界一次エネルギーの二-三〇%を占める基幹産業」までに育つにはどうしても七-八〇年はかかり、世紀末になる。

 2).今世紀中後半に間に合うのは原子力のみ: 石炭、石油などの化石エネルギー依存を止めねば地球環境は破壊されてしまう。それに替わることができて、地球環境にやさしいのは原子力のみであろう。核融合は未だ研究段階に過ぎず間に合わないので、核分裂原子力が本格的に世界に定着発展するよう努力する他はない。

 3).要はプルトニウム(Pu)問題の解決: イラク・イラン・北朝鮮はいうまでもなく、韓国・台湾を揺るがせている核兵器問題の核心はPu問題である。核兵器を持たぬ核拡散防止条約国でPu使用を許され進めようとしているのは日本のみであるが、全世界に向け核兵器廃絶を断固先導しつつ生きてゆくには、技術に裏付けされた「核兵器への転用が難しい原子炉方式の採用」がどうしても必要となる。

 4).プルトニウム(Pu)問題解決策はある: 具体的には、核弾頭のみならず使用済み核燃料から回収されるPuをトリウムに混ぜたトリウム熔融塩炉により燃やすことによって、Puを消滅させることが出来、現在の原発体制から円滑に軍事利用に適さないトリウム原発時代に移行できる。このPuはフッ化物熔融塩にすれば良いから、処理法は単純で開発済みであり「再処理問題」の解決にもなる。それは十年前本欄で既に紹介し、『「原発」革命』(文春新書)でもかなり詳しく解説してある。

 この液体核燃料炉は決定的に優れた諸性能を備えている。核拡散・核テロ対策に優れているのみでなく、核暴走・爆発の恐れなく苛酷事故はありえず、単純な核燃料増殖サイクル(低コスト化学処理、核廃棄物消滅に極めて有利)が実現でき、固体核燃料の製作取扱い不要であるのみか炉構造運転が単純になり、大きく経済性が向上する。
 
 日米露共同開発を計画しているが、諸国の同志も協力しつつあり米露政府は認知している。OECDとIAEAが共同で推奨し、また最近現状報告書を提出した。国内でも、例えば自民党「循環型社会研究グループ」が、長期戦略項目に我々の構想を採用した。この基本構想は核冷戦に圧殺され、若手専門家はトリウムさえ知らないが、わが国として、トリウムの極めて優れた特性を十分認識し、国際的に核拡散抵抗性の高い原子力産業の育成に主導的役割を果たすべきであろう。                       (以上)

 しかしその後、この原稿が残念にも没となり、その没になった経緯を色々調べてみますと、私の考えでは概ね次のように推測される。

 ①.原子力政策を変えるのは大変なことである(ウラン関投資連資産の未償却やウラン技術者の処置)
 ②.トリウムのは極めて専門的な問題なので、原子力界内部での認知が必要。
 ③.原子力の将来を見て、トリウム路線をとるというのは現時点では難しい選択。
 ④.国内外の有力な専門家たちも言及するようになっているのでもう少し時間を掛けて議論が必要。

2011年3月21日月曜日

テレビで東北地方太平洋沖地震の情報を観続ける - 10

 地震による原子力施設への影響について(7時00分現在) (第11報)
 [2011/03/12 07:57更新]


 原子力安全・保安院から、3月11日14時46分頃、宮城県北部で発生した地震による原子力施設への影響についてお知らせします。

○東北電力(株)女川原子力発電所(宮城県牡鹿郡女川町、石巻市)
(1)運転状況
1号機(52万4千kW)(自動停止)
2号機(82万5千kW)(自動停止)
3号機(82万5千kW)(自動停止)
(2)モニタリングポスト※等の指示値
モニタリングポスト指示値の変化: 無
主排気筒モニタ指示値の変化: 無
(3)その他異常に関する報告
17:15にCO2消火開始。
○東京電力(株)福島第一原子力発電所(福島県双葉郡大熊町及び双葉町)
(1)運転状況
1号機(46万kW)(自動停止)
2号機(78万4千kW)(自動停止)
3号機(78万4千kW)(自動停止)
4号機(78万4千kW)(定検により停止中)
5号機(78万4千kW)(定検により停止中)
6号機(110万kW)(定検により停止中)
(2)モニタリングポスト等の指示値
・モニタリングポスト指示値の変化:無
・主排気筒モニタ指示値の変化:無
(3)その他異常に関する報告
・原子力災害対策特別措置法第10条通報(福島第一原子力発電所3号機)
・同第15条通報(福島第一原子力発電所1、2号機)
・福島第一発電所注水機能回復のための電源確保の状況
電源車からのケーブルのつなぎ込み作業中。 (12日4:00現在)
・1号機の格納容器内圧が上昇しており、設計値400kPaのところ、840kPa程度まで上昇している可能性がある。
・モニタリングカーにより周辺監視区域境界近傍の放射性物質測定を行ったところ、12日4:00現在と比較して数値の上昇を確認※。(12日5:20現在)
MP6(正門付近)0.07μSV/h→0.59μSV/h(4:00→4:30)
MP8(正門付近)0.07μSV/h→0.38μSV/h(4:00→4:35)
※)数値のレベルは、一般公衆の年間線量限度である1mSvに達するのに約70日かかる程度。

○東京電力(株)福島第二原子力発電所(福島県双葉郡楢葉町及び富岡町)
(1)運転状況
1号機(110万kW)(自動停止)
2号機(110万kW)(自動停止)
3号機(110万kW)(自動停止)
4号機(110万kW)(自動停止)
(2)モニタリングポスト等の指示値
モニタリングポスト指示値の変化: 無
主排気筒モニタ指示値の変化: 無
(3)その他異常に関する報告
火災の報告等なし。
1、2、4号機にて原子力災害対策特別措置法第10条通報
1、2、4号機にて原子力災害対策特別措置法第15条通報

○原子力安全・保安院等の対応
【3月11日】
14:46 地震発生と同時に原子力安全・保安院に災害対策本部設置
15:42 福島第一原子力発電所1、2、3号機にて原子力災害対策特別措
置法第10条通報
16:36 福島第一原子力発電所1、2号機にて事業者が同法第15条事象
発生判断(16:45通報)
18:08 福島第二原子力発電所1号機にて原子力災害対策特別措置法
第10条通報
18:33 福島第二原子力発電所1、2、4号機にて原子力災害対策特別措
置法第10条通報
19:03 緊急事態宣言
20:50 福島県対策本部は、福島第一原子力発電所1号機の半径2kmの
住人に避難指示を出した。(2km以内の住人は1864人)
21:23 内閣総理大臣より、福島県知事、大熊町長及び双葉町長に対し、東京電力(株)福島第一原子力発電所で発生した事故に関し、原子力災害対策特別措置法第15条第3項の規定に基づく指示を出した。
・福島第一原子力発電所1号機から半径3km圏内の住民に対する避難指示。
・福島第一原子力発電所1号機から半径10km圏内の住民に対する屋内待避指示。
【3月12日】
5:44 総理指示により福島第一原子力発電所の10km圏内に避難指示
6:01 福島第二原子力発電所1、2、4号機にて原子力災害対策特別措
置法第15条通報

【長野県北部で発生した地震】

1.災害概要
(1)発生日時:平成23年3月12日(土) 3:59発生
(2)発生場所:長野県北部(北緯37度、東経138.6度)
深さ10km、マグニチュード6.6
(3)各地の震度
○震度5弱
  新潟県柏崎市、新潟県刈羽村
2 発電所の運転状況【自動停止号機数:10基(3月12日3:30現在)】
○東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市)
(1)運転状況
1号機(110万kW)(運転継続中)
2号機(110万kW)(定検により停止中)
3号機(110万kW)(定検により停止中)
4号機(110万kW)(定検により停止中)
5号機(110万kW)(運転継続中)
6号機(135.6万kW)(運転継続中)
7号機(135.6万kW)(運転継続中)
(2)モニタリングポスト等の指示値
モニタリングポスト指示値の変化:無
主排気筒モニタ指示値の変化:無
(3)その他異常に関する報告
火災の報告等なし。

※被害のないことが確認された施設については、次回から削除することといたします。



正倉院
日記風に雑然と記録し、情報を貯めておく。



①(自民党時代からの)政府の方針
原発は現在、日本の電力の約3割を賄う「基幹電源」。
政府は昨年6月に策定したエネルギー基本計画で14機以上の原発の新増設を掲げ、
原発比率を4割程度に高める計画を示した。
これを受け、
現在17機の原発を保有する東電は,
福島第1原発での7、8号機増設などを含め、原発シフトを加速し、
原発比率を09年度の28%から、19年度には48%に高める方針だった。

②佐藤栄佐久知事の福島県の方針

佐藤栄佐久知事は、国の原子力政策と東電の隠蔽体質とに疑問を呈し、
保安院を経済産業省から独立させることを主張し、プルサーマル計画に反対するなど、
従来の保守政治家にはみられない信念のある行動をとった。

③たかり町長・たかり町民
原発依存市町村の行動様式として、双葉町の例が一番いいかと思う。

●朝日新聞(2008年9月17日)
「福島県双葉町で11日開かれた町議会で、井戸川克隆町長は今後の財政運 
営に関する質問に涙ぐみながら答弁した。05年に就任したが、5期約20 
年の前町長時代を含めて財政は悪化の一途。収入に対する借金返済の割合を 
示す指標『実質公債費比率』は06年度に30%と、全国で9番目に悪い水 
準になっている。」                           

●双葉町長の原発増設発言について
知事定例記者会見
【記者】
原発行政なんですが...、
プルサーマルに関しては知事はもうずっと、
「安全・安心が大前提で議論以前の問題だ」というふうにおっしゃってますけれども、
プルサーマルと同時に重要な問題として維持基準、
あと原発の増設という問題があると思うんですが、
先日双葉町議会でもですね、増設について話題になったようなんですけれども、
維持基準も含めて増設について知事のご見解をお聞かせいただければと思います。

【知事】
就任以来、改ざん・隠ぺいがあれだけ出てきて、
私は皆さんの前でも議会の中でも言っておりますけども、
まず安全・安心。さらにまた国に対しても国民の皆さんが納得のいくような、
保安院の形というのを求めていたわけです。
そういう中で、双葉町のああいう話があった。
まず、びっくりしました。
たぶん県民の皆さんも大変びっくりしたんじゃないかと思いますけども、
基本的に私自身は安全・安心。
きちんと地元の皆さんと県議会と、
さらにまた県民の皆さんが納得できるような形をあくまでも希求していかなければいけないと思っております。

●県議会の圧力と県政の転換
以下は、日頃の新聞やTVの報道の記憶から述べるので、誤った記述もあるかと思う。
善政を行い圧倒的な力を持っていた佐藤栄佐久知事が失脚すると、
地元県議が中心となり、県議会でプルサーマルの使用許可を決議してしまった。
ここにきて、佐藤栄佐久前知事の方針を堅持してきた佐藤雄平現知事も、
県議会の圧力に屈した形でプルサーマルの使用を許可してしまった。


原理原則を軽視しがちで自主性に欠ける日本人の思考傾向は、
『もたれあい』の政治を生み、
『たかり』の町政となり、
途中で転換できなくなってしまう。
第1原発の地元市町村は、これでも足りなくて、
さらに7、8号機増設の運動をしている。

ところで、わたしは一応は原発反対の立場に立ってきて、
署名運動などでは協力してきた。
生き方の基本姿勢として、
倹約した細々とした生活の中にもいくらでも喜びを見いだせると思っている。

そらから、これはまああまり考えてはこなかったが、
こんな危険なものを(危険なことはだれでも認めていた)一箇所に集中するのは、
技術者の常識から考えればありえないことだと思う。
それを、政府の高官も優秀な大学教授たちも気がつかないとはおかしなことだ。
しかし、これはいつものパターンで、
バブルのときにも誰一人警鐘を鳴らしてくれなかった。
人間にとっては、客観的になることは難しいようで、
優れた人々もこの点に関しては凡人になってしまうようだ。

まわりは、敵軍に追われるごとく脱出を急いでいる。
まあいいや、踏み止まって、行政の指示を待とう。
残念で、怒りを感ずるのは、これが天災ではなく完全な人災であることである。



朝日新聞(2008年9月17日) 
<現場から/福島・双葉町>


◆◆細る原発マネー◆◆

財政難の地元 固定資産税も法人税も減少


「原発マネー」に恵まれた原子力発電所の立地市町村が、財政難に直面し始めている。発電所建設が頭打ちとなってから税収は減り続ける一方で、かつて建てた「ハコ物」などの維持費や借入金の負担が重くのしかかる。さらに、税収の源泉だった各地の電力会社が原油高などで歴史的な赤字に転落する見込みで、一層の税収減が自治体を襲う。      (田村隆、中川透)


ハコ物 維持重荷
「町民が一丸となって前向きな行動をとるしかない」          

福島県双葉町で11日開かれた町議会で、井戸川克隆町長は今後の財政運営に関する質問に涙ぐみながら答弁した。05年に就任したが、5期約20年の前町長時代を含めて財政は悪化の一途。収入に対する借金返済の割合を示す指標「実質公債費率」は06年度に30%と、全国で9番目に悪い水準になっている。                           

東京・上野からJR常磐線の特急で約3時間。太平洋沿いの一帯は、通称「原発銀座」。双葉町など計4町に東京電力福島第一、第二原発の計10基の原子炉が並ぶ。70年代初めから順次運転を始め、電力会社が払う固定資産税や国の交付金など潤沢な原発マネーで、近隣自治体がうらやむ施設が次々と建った。                             

同町内の総合保健福祉施設「ヘルスケアーふたば」もその一つ。温浴プールや高齢者向けデイサービスセンターがあり、約16億円の地方債で99年に開業した。隣に温泉を掘って施設を造るなど、施設整備は90年代に次々と進んだ。                              

人口約7千人の町が事業実施で意識したのが、隣接する人口約1万1千人の大熊町だ。福島第一原発の敷地は町境に広がるが、固定資産税のかかる原子炉は双葉町2基に対し、大熊町4基。法人町民税の計算に使われる東京電力の事務所棟も大熊町側にあり、町税収入は2倍も違う。         

しかし、「大熊より施設が少ないという住民の要望を受け、双葉にも造ろうとの雰囲気があった」と町の担当者は振り返る。一方の大熊町は「従来、過度な借金はせず、蓄えた資金で必要な事業に絞ってきた」。双葉町は地方債残高が大きく膨らみ、原発に過半を依存する自主財源の地方税収の比率は低下傾向をたどる=グラフ。                      

双葉町の財政には、施設の負担が重くのしかかる。           

国からの交付金の約2割は施設維持費となり、税収の9割は借金返済や人件費に消える。このため、「第二の夕張」への転落を避けようと、町は管理職手当の1割削減や補助金の見直しなどに懸命だ。            

さらに、温泉入浴料を昨春に300円から500円に上げ、最高1万5千円の敬老祝い金を7千円に減らすなど、影響は住民サービスに及ぶ。自らの給与も半減した井戸川町長は「大阪府の橋下徹知事の苦労は、身にしみてわかる」と財政難の悩みを語る。

2011年3月20日日曜日

テレビで東北地方太平洋沖地震の情報を観続ける - 9

チェルノブイリ原発事故 (2006/02/12)
事故20年目(2006年)の現状(2006/04/18)


リクビダートル?
ロシア語で、『後しまつ屋』のことで、特にチェルノブイリ原発事故後に、後始末や爆発した原子炉をコンクリートで固める作業を行なった『決死隊』のことで、20万人が居る。

なぜ、決死隊?
炉心爆発が起きたチェルノブイリ原子力発電所4号炉は、核燃料が粉々になり数十キロ四方に飛び散ったが、なおかつ大量の放射性物質がむき出しになったままであった。これをコンクリートで固めて事故を終結させる為に、ソビエト政府は、永住できる住まい、高額な年金、終身の高度医療保証の3点で決死隊をTV放送や新聞でつのり、60万人のリクビダートルを集めて、わずかな放射能防護服で決死の作業に従事させたのである。

保障?
リクビダートルへの保障は、解体した旧ソビエト連邦政府が行なったものであるが、ソビエト連邦は解体し、リクブダートルの多くは、ウクライナやベラルーシュ政府の管轄に移行した。しかしながらこれら政府は、予算不足を理由に、約束した年金の削減や、医療保障を見直しし始めている。

NHK報道局科学文化部

(20日午後2時現在)福島第一原発3号機に対しておこなう容器の圧力上昇を防ぐ措置について最新の記事です。長文になりますが短くツイートするのは誤解が生じますので、最後までお読みください。 #genpatsu
福島第一原子力発電所3号機の原子炉の入った格納容器の圧力が上昇しているため、安全に万全を期すため容器内の気体を外に放出して圧力を下げることになりました。経済産業省の原子力安全・保安院によりますと、この際に放射性物質を含む空気がこれまでよりも外部に多く出ることが考えられ、放射線量が高くなる可能性があるということです。
格納容器は原子力発電所で事故が起きた際に放射性物質を外に漏れ出ないよう閉じ込める重要な役割を持つ施設で、容器の破損を防ぐため、圧力を下げる作業を行うということです。原子力安全・保安院によりますと格納容器の中には、放射性物質を含む空気が入っていて、まずは格納容器の圧力を調節するサプレッションプール=「圧力抑制室」の中の水を通して、放射性物質を減らしてから外に放出する方法を試みるということです。しかし、この方法で圧力が下がらない場合は、直接、外に空気を放出するということで、その際は、外部に出る放射性物質の量が増え、放射線量が高くなる可能性があるということです。
原子力安全・保安院によりますと、空気を直接放出する措置を実際に行えば今回が初めてで、放射性ヨウ素の放出量がこれまでより増えると予想されるということです。
東京電力の福島事務所によりますと、この措置によって、放水と電源の復旧作業を行っている人たちをいったん退避させてから格納容器の圧力を下げる作業を行うということです。原子力安全・保安院は、「今回の作業で、外部に放出される放射性物質が増えることになるが、東京電力でも議論した結果、やむを得ない判断だ、ということになった」としています。


低気温のエクスタシーbyはなゆー

ドイツ気象庁
http://www.dwd.de/
の最新発表によれば、世界協定時(UTC)3月21日12:00(注:日本時間21時)の時点で、東京は福島県なみの高濃度放射能汚染をこうむることになると予測される。 

以下はその予測図
http://www.dwd.de/bvbw/generator/DWDWWW/Content/Oeffentlichkeit/KU/KUPK/Homepage/Aktuelles/Sonderbericht__Bild3,templateId=poster,property=poster.png

2011年3月19日土曜日

テレビで東北地方太平洋沖地震の情報を観続ける - 8

マスコミに載らない海外記事
「東電、米国で原発建設予定: 日本の悲惨な原発運営者の貸借対照表情報皆無」というサイト
を閲覧した。以下のような記述:1〜3 は大いに気になる。


記述:1


アメリカでは、業界が散々文句を言った後で、建前上ディーゼル発電機は改修されたことになっている。だが日本では、東京電力に「電気の帝王」がやりたがらないことを、やれとは誰も言えないのだ。

原子力業界の内部関係者達から、私はかなりの極秘情報を入手している。業界では相当有名な、ある技術者は、アメリカに呼び込むため、東芝と東京電力に、オバマが魅惑的な条件をちらつかせたのではないかと特に懸念している。アメリカには、国民を救う為には自らを危険にさらそうという内部告発者達の長い歴史がある。我々が調べた、ニューヨークでの違法行為による不正金もうけ事件では、二人の勇敢な技術者、ゴードン・ディックとジョン・ダリーが、我々のチームに証拠文書をくれたおかげで、政府は耐震テスト詐欺を発見できたのだ。

日本では、そういうことは行われない。日本文化では、一つの会社に終身雇用で働くサラリーマンが告発することは許されないのだ。

アメリカの法律とて、素晴らしい防御というわけではない。ニューヨークの二人の技術者は、首にされ、業界のブラックリストに載せられた。それでも、(市、州、連邦)政府は、建設業者に対し、違法行為による金儲けのかどで民事訴訟をした。陪審は企業の弁明を受け入れず、結局、原子力発電所は、有り難いことに、解体された。

私はある種、外国人嫌いの反日運動をしているのだろうか?そうではない。実際、南テキサスの原子力プロジェクトに参加しているアメリカ側の業者、特に、現在ショー社の原子力部門となっているストーン & ウェブスター社の方に、ずっとギョッとしている。ストーン & ウェブスターは、ニューヨークで、非常用ディーゼル発電機テスト偽造を企てた会社でもある。(同社による他の悪行は、同社の元コンサルタント、ジョン・パーキンスが、その著書『エコノミック・ヒットマン』で暴露している) もし地球が震えたいと思った場合に、下記の事実があることを考慮されたい。最近、東芝とショー社は、原子力発電所建設において、全世界でパートナーになる契約を結んでいるのだ。


記述:2

パラストの素晴らしい本、『金で買えるアメリカ民主主義』、なぜか絶版のようだ。Armed Madhouseは、当然ながら翻訳されていない。プロパガンダTVや、映画を見るのではなく、宗主国・属国の事実に目を覚ます本を読みたいものなのに。小学校への英語教育導入、高校英語の英語による授業、すべて植民地化推進策。ハンバーガーをかったり、道を教えるために、会話を覚えてどうする?膨大な時間をかけた国民的記憶の抹殺政策。それだけの金と時間、宗主国研究、属国支配研究に投資しろ!と、素人は思う。先生方が、国家破壊政策を推進するアメリカ文部省日本支部に反抗すれば、首だろう。いくつかのファシスト行政裁判を見ればわかる。巧妙に、星条旗でなく、日の丸を強制しても、中味は隠せない。

福島原発、そもそもの設計に欠陥があったものを、経済優先でだましだまし運用してきたものが、連中のいう「想定外」の原因で崩壊し、制御不能になり、炉心溶融、メルトダウンが進行中。

この世界最悪の事故が、そうした欠陥システムを強引にすすめる属国支配体制そのものまるごと、まともな異議をとなえる反対派を、アカやらなにやら理由をつけて排除することに成功した、設計上、わざわざ制御機構を取り除いた、炉心溶融メルトダウン過程の国家であることを暴露している。

安政大地震の後で、幕府は崩壊した。アメリカの武力の圧力のもと、強引にすすめた、開国は壊国だった。アメリカの武力の圧力のもと、強引に進めた原発、これから進めるTPP。歴史は繰り返す。開国は壊国。

それでも日本は暴走を止めない。アクセルの無い暴走トラック、停止方法のない巨大石油タンカーが、石油工場に向かって暴走しているようなもの。

菅直人氏、ブログで、新潟地震の後で、こうおっしゃっている。素晴らしい見識。ぜひ実行を。ただし原発を推進してきた自民党・公明党への大政奉還は許さない。


記述:3

そして、当たり前だが、属国は、政治家も、官庁も、検察も、マスコミも、労働組合も、あらゆる支配装置がすべて宗主国の走狗として機能するからこそ成立する。経産省は、アメリカ通商代表部日本支部、外務省は、アメリカ国務省日本支部、財務省は、アメリカ財務省日本支部。彼等なくして、今の日本はなかったろう。日本国民のためではなく、アメリカ支配層の為に仕事をしているのだ。しかも、給料は日本人から搾り取る。帝国運営とは、なんと、経済的か。そして、検察はアメリカ検察(そういうものがあるのかどうか知らないが)日本支部。65年の属国の歴史で、官庁は完全にアメリカ支部になっている。幹部は東大卒、アメリカ留学組。IAEA事務局長の経歴も、そう。

大規模労働組合をみていただきたい。元連合会長の笹森清、東京電力労働組合委員長だった。「泥棒が警官」そのもの。つまり、連合なる組合組織、労働者を救うための組織ではなく、労働者弾圧のための組織。大手労組で、異議の声をあげれば、会社から排除される。企業別という歪んだ日本の労組の根本的欠陥。もちろん、労働者の為に活動する自立派の労組もあるが、65年にわたる総資本の攻撃下、極めて弱体。(典型は中曽根による国鉄解体。郵政解体には、労組解体も、副産物の狙いにあったろう。)

外国特派員協会で、原子力資料情報室が、まともな情報発信を続けているのを、目くらましプロパガンダをしようと、日本原子力技術協会前理事長石川迪夫という人物が昨晩登場。聞くに耐えない代物。根拠のない楽観論の自滅プレゼン。ああいう人間が、この大災害をひき起こしたのだ。彼も東大卒、アメリカ留学。『理系人のコミュニケーションと明るい未来』に、この記者会見をうまくまとめられた記事がある。全く同感。
そういう連中と違う、まともな人間が、国をあげての無茶な原子力行政に疑問を抱いて、逆らい始めると、失脚させる。佐藤栄佐久氏、その典型。

『英語日本語ニュース』で、「全米に存在する104箇所の原子力発電所の中で23箇所の原子炉は世界中を心配させている福島第一原発と同じジェネラル エレクトリック社のボイリング ウォーター原子炉である」という記事翻訳が読める。宗主国支配層も、属国支配層も、今、必死なのだ。日本の壊滅は、アメリカ帝国の壊滅を意味する。故チャルマーズ・ジョンソン氏の名著の題名にもなっている、Blowbackという言葉を思い出した。

無理難題の「北方四島返還」ではなく、まっとうな二島返還から入ろうとした鈴木宗男議員も冤罪。ロシアと日本が仲良くなっては、宗主国こまるのだ。

2011年3月18日金曜日

テレビで東北地方太平洋沖地震の情報を観続ける - 7

原発 緊急情報(8) 放射線はどこまで行くか?
・・・・・・・・・
それではチェルノブイリの時になぜ遠くの人が被害を受けたのかというと、実は「現場でチェルノブイリの処理に当たった人は放射線で死んだのですが、遠くの国民は「放射能を持った物質」で被害にあったのです。

http://takedanet.com/2011/03/post_cd3c.html

この地図は、チェルノブイリの爆発の後、放射能物質がどのようにロシアの大地に飛んでいったか?という図です。
ちょっと見にくいのですが、チェルノブイリの原発は図の中心にあります。そこから強い放射能を持つ物質が飛んでいったのですが、図を見るとわかるように二つの方向があります。
一つは、チェルノブイリからポーランドの方に西側に進んだもので、おおよそ300キロぐらい飛んでいます。
もう一つは、チェルノブイリから東北東に流れたもので200キロぐらいのところと、500キロメートルに強い汚染が見られました。
ちなみに、福島原発から東京までの距離は約230キロですからチェルノブイリの図に自分のいる所にしるしをつけると、だいたい検討がつきます。
風が問題ですから全く同じ距離でも全然、汚染の程度が違います。例えば、チェルノブイリから200キロ西のところは相当強い汚染を受けていますが、200キロ東南東は全く汚染されていません。
風に乗って一筋になって流れますから遠くに離れても汚染は強いままにであまり弱くなりません。
また、所々に黒いところ(汚染の強いところ)があるのは、雨が降ると雲の中に含まれている放射能を持つ物質が落ちてくるとか、気流の関係などがあります。
でも第1には風の向きであることがよくわかると思います。

福島原発事故、スリーマイル並み=国内最悪の「レベル5」-3号機プールに再び放水

 東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の事故で、経済産業省原子力安全・保安院は18日、国内初の一部炉心溶融などの深刻な事態に陥った1~3号機について、国際原子力事故評価尺度(INES)のレベル5(暫定値)に当たるとし、国際原子力機関(IAEA)に報告した。

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011031800905

 レベル5は「施設外へのリスクを伴う事故」に当たり、1979年の米スリーマイル島原発事故と同水準。国内では99年に茨城県東海村で起きた核燃料加工会社ジェー・シー・オーの臨界事故を超え、過去最悪となった。
 保安院は、同原発1~3号機が津波によって冷却機能を失って炉心損傷を起こし、現在も放射性物質の放出が続いているとして、評価基準に従いレベル5と判断。また、同様に使用済み核燃料プールの冷却機能を失って水素爆発に至った4号機は「重大な異常事象」のレベル3と判断した。地震後に冷却ポンプが一時動作不能になった福島第2原発(同県富岡町、楢葉町)の1、2、4号機も同様とした。

島の原発廃炉「当然議論に」=東電常務が記者会見

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011031801190

 福島第1原発の一連の事故で、東京電力の小森明生常務は18日、福島県内で記者会見し、「県内の原発を廃炉にするか」との記者の質問に「当然、そういうことも議論になると思う」と述べた。また同社の原発事業については「危険な状態を無視することは、経営の根幹に関わる」とし、事業継続の上で設備や運営を見直す考えを示した。
 住民への情報提供や生活支援が遅れているとの非難を受け、東電社員を避難所に派遣し、要望に応えることを表明。一方で、原発事故の被災住民への補償は「国とも相談して考えていく」とし、明言を避けた。
 小森常務は2008年6月から2年間、福島第1原発の所長を務めた。会見では「私も住民でした。住民の顔を浮かべると本当に申し訳ない」と謝罪した。
 原発を冷却するための危険な放水作業に自衛隊員や警察官、消防士らが携わっていることについては「多くの人が大事故に携わっていることに、本当に頭が下がります」と声を詰まらせながら語った。(2011/03/18-22:57)

2011年3月17日木曜日

テレビで東北地方太平洋沖地震の情報を観続ける - 6

 現在進行している事態が、「望ましいこと」として目に映っている人もいるんですね。
リタイアした爺さんが飼い犬でも相手につぶやいているのならいいのですが、この人の意思を思い測りながら政治家や高級官僚がうごめくのがわが国の現状です。
気持ちが暗くなってしまいました。
http://m-genri.blog.so-net.ne.jp/2011-03-17

 福島県は「東北電力」を使用している。
「東京電力」の福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所は、あくまで関東の人々のために稼働してきたのである。
 それなのに事故が起こった途端に見放すのは、やっぱり違う気がする。
 そう考えると、やるべきことが見えてくるはず。
http://blog.livedoor.jp/flamevein0106/archives/51655340.html

 
 高齢者残し、医師ら避難か=原発圏内の病院-福島
 事故が相次ぐ福島第1原発(福島県大熊町)の10キロ圏内にあり、避難指示が出た同町の双葉病院で、患者を避難させるため自衛隊が到着した際、病院内は高齢の入院患者128人だけで、医師や病院職員らがいなかったことが17日、分かった。県災害対策本部が明らかにした。
 同病院の患者のうち14人は、避難途中や避難先の県立いわき光洋高校(いわき市)で死亡した。
 対策本部によると、官邸危機管理センターは14日未明、原発の10キロ圏内に取り残された住民について「明け方までに避難させること。避難しない場合は責任を取れない」と県に指示したという。
 県は自衛隊に救助を要請。自衛隊は14~16日にかけ、バス3台を使って双葉病院から128人を搬出した。しかし、隊員が病院に到着した時点では、300人を超える患者のうち、寝たきりの高齢者らだけが取り残され、病院関係者はいなかったという。
 自衛隊は患者の被ばく状況を調査した上で、避難所に移動させた。
 県の担当者は「病院職員がいないことはあり得ない。放棄ととられても仕方がない」と批判。同病院を運営する医療法人「博文会」関係者は取材に対し、「理事長と連絡が取れず、事実関係は分からない」としている。(2011/03/17-20:52)
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2011031700997&j4


NHKニュース
福島 避難所で患者14人死亡

3月17日 4時23分
福島県いわき市の避難所で、病院から避難してきた高齢者を含む入院患者14人が死亡したという報告が避難所から福島県の災害対策本部にあり、県が詳しい状況を調べています。
福島県などによりますと、14日、県内の病院から128人の入院患者が、避難所になっているいわき市にある県立高校に避難しました。しかし、このうち、2人が避難所に向かうバスの中で、12人が避難所に入ってから、これまでに死亡したということです。亡くなった14人はほとんどが高齢者で、寝たきりの人も含まれ、いずれも別の病院に移るために一時的に避難所で待機していたということです。この高校の校長によりますと、避難所には、医師を含む4人の医療スタッフがいましたが、医療機器は最低限しかなく、患者たちは避難所の畳の上に毛布を敷き、ヒーターなどを置いて寝ていたということです。福島県では「できるかぎり早く避難できる病院を見つけたかった。詳しい状況を確認したい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110317/k10014727811000.html

デジタル日野気象台
ガイガーカウンターによる放射線量
前年と比べ同様な数値で推移している模様。
http://park18.wakwak.com/~weather/geiger_index.html

2011年3月15日火曜日

テレビで東北地方太平洋沖地震の情報を観続ける - 4

 菅総理からの国民の皆様へのメッセージ


 国民の皆様に、福島原発について御報告をいたしたいと思います。是非、冷静にお聞きをいただきたいと思います。

 福島原発については、これまでも説明をしてきましたように、地震、津波により原子炉が停止をし、本来なら非常用として冷却装置を動かすはずのディーゼルエンジンがすべて稼働しない状態になっております。この間、あらゆる手だてを使って原子炉の冷却に努めてまいりました。しかし、1号機、3号機の水素の発生による水素爆発に続き、4号機においても火災が発生し、周囲に漏洩している放射能、この濃度がかなり高くなっております。今後、さらなる放射性物質の漏洩の危険が高まっております。

 ついては、改めて福島第一原子力発電所から20kmの範囲は、既に大半の方は避難済みでありますけれども、この範囲に住んでおられる皆さんには全員、その範囲の外に避難をいただくことが必要だと考えております。

 また、20km以上30kmの範囲の皆さんには、今後の原子炉の状況を勘案しますと、外出をしないで、自宅や事務所など屋内に待機するようにしていただきたい。そして、福島第二原子力発電所については、既に10km圏内の避難はほぼ終わっておりますけれども、すべての皆さんがこの範囲から避難を完全にされることをお願い申し上げます。

 現在、これ以上の爆発や、あるいは放射性物質の漏洩が出ないように現在全力を尽くしております。特に東電始め関係者の皆さんには、原子炉への注水といったことについて、危険を顧みず、今も全力を挙げて取り組んでいただいております。そういった意味で、何とかこれ以上の漏洩の拡大を防ぐことができるように全力を挙げて取り組んでまいりますので、国民の皆様には、大変御心配はおかけいたしますけれども、冷静に行動をしていただくよう心からお願いを申し上げます。
 以上、国民の皆さんへの私からのお願いとさせていただきます。


 政府の報告書によればしっかり活動し続けらレていることが以下の資料からよく分る。

 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震について
      平成23年3月15日(17:00)現在
      緊急対策本部
      原子力災害対策本部

 1. 地震の概要(気象庁)              01/75
 2. 政府の主な対応                 24/75
 3. 被害状況等(未確認情報を含む)         38/75
 4. 被災者の救助活動状況(3月15日17:00現在)49/75
 5. 各省庁の活動状況                55/75
 6. 海外支援の受け容れ状況             73/75

2011年3月14日月曜日

テレビで東北地方太平洋沖地震の情報を観続ける - 3

 東京電力の計画停電によるJRへの影響 
 JR東日本の在来線で運転されている路線
 ▽中央線は、東京から甲府の間、▽中央・総武線の各駅停車は三鷹と西船橋の間、
 京王電鉄は京王線・井の頭線で本数を通常の半分程度に減らして運行

 東電 14日の計画停電は終了
 第1グループから第4グループまで、いずれも停電を取りやめ電力を供給
 第5グループのうち、茨城県、千葉県、静岡県、それに山梨県の4つの県の一部の地域について、午後5時ごろから計画停電を行っていましたが、午後6時半前にいずれも停電を終了し、電力の供給が再開されました。東京電力が停電を実施したのは、第5グループのうち、茨城県の稲敷市や行方市など、千葉県の旭市など、静岡県の富士市と富士宮市、それに山梨県市川三郷町などの、いずれも一部の地域です。東京電力では当初、停電を実施したのは、第5グループのうち茨城県と静岡県の一部の地域だと発表しましたが、その後、千葉県や山梨県の一部についても停電を実施したと、停電終了後に発表しました。また、夕方以降に予定していた第1グループと第2グループについては、停電を行わず、東京電力では14日の計画停電はすべて終了したとしています。

 安否不明は1万5000人超
 今回の東北関東大震災で、宮城県女川町は、町の建物のほとんどが流され、人口のほぼ半分に当たるおよそ5000人の所在が確認できないなど、東北地方を中心に安否が分からない人は1万5000人以上となっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110314/t10014670701000.html

 2号機“炉心溶けた可能性”
 福島第一原子力発電所2号機で、原子炉の水位が急激に下がって、一時、燃料棒がすべて露出した可能性のあることが分かり、東京電力では「炉心が溶けた可能性も否定できない」としています。経済産業省の原子力安全・保安院によりますと、その後、海水が徐々に入り始めたということで、燃料が溶けるのを防ぐため海水の注入作業を急いでいます。
福島第一原発2号機では、原子炉を冷却するすべての機能が失われたとして、14日午後1時半すぎ、国に対し、法律に基づいて「緊急事態」を知らせる、いわゆる「15条通報」を行いました。その後、原子炉の水位が急激に下がり、14日午後5時すぎ、核燃料が水面から80センチまで露出したということです。このため、午後6時20分から原子炉に海水を入れる作業を始めましたが、海水が入っていることが確認できず、原子炉の中にある燃料棒が、一時、すべて露出した可能性があるということです。東京電力では、「炉心が溶けた可能性も否定できない」としています。東京電力によりますと、海水が注入できなかったのは、職員が監視のために、その場を離れていた間に海水を入れるポンプの燃料が切れて停止していたためだということです。その後、燃料をポンプに入れ直した結果、海水が徐々に入り始めたということで、「いわゆる空だきの状態にはなっていない」としています。東京電力では、燃料が溶けるのを防ぐため、引き続き、海水の注入作業を急いでいます。

2011年3月13日日曜日

テレビで東北地方太平洋沖地震の情報を観続ける - 2

3月11日14時46分に三陸沖(牡鹿半島の東南東、約130km付近)、深さ約24km(暫定値)を震源として発生した東北地方太平洋沖地震について、M8.8からM9.0に修正されました。

また、「震度5弱以上となる余震が時々発生し、場合によっては震度6弱から6強となる余震が発生する可能性も高いと考えられます」としています。

詳細は以下から。

「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第16報)
http://www.jma.go.jp/jma/press/1103/13c/201103131830.html

なお、発表していた津波注意報は17時58分にすべて解除されているものの、余震が発生した際には規模によっては再び津波が発生する可能性があります。


東京電力が13日と14日に実施する計画停電の詳細を発表しました。東京都を第1グループから第5グループに分け、それぞれのグループで時間帯別に停電させるというものになっています。

なお、この計画停電は昭和26年の設立以来初で、信号・鉄道運行・ATMなどでも影響が出る見込みとなっており、4月いっぱい続く見込みです。

詳細は以下から。

※2011/03/13 22:34、現在も東京電力の会見は続いており、会見内容とページ上の一覧とが違っており、現在確認中です
※2011/03/13 22:45、NHKニュースの情報を追加しましたが、現在も会見は続いており、最終的には違ってくる可能性があります。
※2011/03/13 22:52、第5グループの時間帯を修正しました。
※2011/03/13 22:58、山梨県と静岡県のPDFファイルのアドレスを追加しました。

東京電力のページが非常につながりにくい状態ですが、以下が詳細な各都道府県別のリストを記したPDFファイルです。

・東京都
http://www.tepco.co.jp/images/tokyo.pdf

2011年3月12日土曜日

テレビで東北地方太平洋沖地震の情報を観続ける 

 福島県が総理大臣官邸から指示を受けて福島第一原発と福島第二原発から半径20キロの範囲を新たに避難指示の対象にすることを明らかにしました。

 福島県は先ほどこれを訂正し、福島第二原発については、半径10キロの範囲のままと訂正した。

 原子力安全・保安院
「福島第一原発の敷地境界付近で放射線を測ったところ、
 爆発音があったころとされる午後3時29分には、
 1時間に1015マイクロシーベルトだったが、
 1時間後の午後4時40分には100分の1以下の
 1時間に8点25マイクロシーベルトに下がった。」

2011年3月11日金曜日

宮城県沖地震、地震観測史上最大のマグニチュード8.8 -14時47分揺れを感じる -東京は帰宅難民で混乱

 宮城県沖地震、地震観測史上最大のマグニチュード8.8で、地震観測史上最大の規模である。

 23時35分現在、東北地方太平洋沖地震で、宮城県内でも大変大きな被害が出ている。


 -14時47分揺れを感じる -東京は帰宅難民で混乱

PIXUS MP630 音が鳴るミステリー 13 -電話機 UX-F3CL の怪 -いつもの環境で音の出所を観測する

 電話機 UX-F3CL の怪は相変わらず続いていることが分った。その状況は次の通りである。

 2011.03.10

 08時45分、ピッという音が鳴るのを隣室で聞いた。
 今日聞いたピッという音はこの1回だけであった。

2011年3月9日水曜日

PIXUS MP630 音が鳴るミステリー 12 -電話機 UX-F3CL の怪 -いつもの環境で音の出所を観測する

 電話機 UX-F3CL の怪は消えていく感じがする。ピッという音が鳴る回数が次第に減り、昨日と今日は全くピッという音が鳴るのを聞いていないからである。その状況は次の通りである。

 2011.03.05

  10時41分、12時20分、 23時48分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
  PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。
 
 2011.03.06

  10時12分、10時42分、16時55分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
  PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。
 
 2011.03.07

  10時40分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
  PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。

 2011.03.08

  ピッという音が鳴るのを聞いていない。

 2011.03.09

  ピッという音が鳴るのを聞いていない。

 以上のようにピッという音が鳴る回数が次第に減り電話機 UX-F3CL の怪は消えていくようだが、その理由の見当はついていない。

2011年3月8日火曜日

COOLPIX S70 音が鳴るミステリー -電源の切れているモニターから音がでた

 12時31分、連雀通りでレモンキャブに乗っているとき、手に持って膝の上に置いたデジタルカメラからピッピーンという携帯電話の着信音のような音が鳴るのを聞いた。その音は運転席の前面に置かれた携帯の充電が終了したことを知らせる音であった。
 ここでも、音源の位置が正確に掴めていないことが分った。

2011年3月7日月曜日

Sony Cybershot TX100V 撮影タイムラグとは -レリーズタイムラグ -GPS・コンパス機能

 ヨドバシカメラ吉祥寺店でルームエアコンの説明を受けたついでにカメラ売り場に寄ってみた。Nikon のCOOLPIX S80 の説明を聞き終わって、GPS 付の機種について聞いたところ Sony Cybershot TX100V を推奨された。

 Sony Cybershot TX100V はなかなか素晴らしいデジタルカメラだが価格は4万4千円と高価である。Nikon のCOOLPIX S80 の大きさとほとんど変わらないのに GPS が搭載されているのは凄い。レリーズタイムについて聞いてみたが、発表されていないということで分らなかった。

 帰宅してカタログを見ていると「撮影タイムラグ 0.3 秒」という表示が目に付いた。ウエブで調べてみたが「撮影タイムラグ」というのは「レリーズタイム」と違うことぐらいしか分らなかった。

 カメラ業界では「レリーズタイム」を表示項目に上げていないし、独自の「撮影タイムラグ 0.3 秒」という表示を使ってみたり、業界の統一規格を作る気は無いらしい。

 シャッターを指で押してからシャッターが切れるまでの経過時間はユーザーにとって非常に気になっているくらい承知している筈だが、何故ユーザーの気持ちに長年に渡って応えていないのだろうか。どうもお家の事情が関係しているらしいことは見た覚えがある。

 ヨドバシカメラの店員の「シャッターを切ってみてください、ほら速いでしょ!」という言葉だけで納得させられてしまうのは情けない限りである。

 でも、この気持ちを救ってくれたのは GPS・コンパス機能が遂に小型デジタルカメラに付いたことだ。それも Sony Cybershot TX100V という小さなボディに搭載されているのを知ったことは誠に喜ばしい限りであった。

2011年3月6日日曜日

iPhoto の写真が Apple TV2 で見られない怪 -iTunes 写真共有設定

 
 久しぶりに「タモリ カズノブさんより、このKoffeePhotoアルバムが送られています: 」というメールが2通届いた。早速「Webで閲覧」をクリックし Google Chrome に写真を表示させ、写真をデスクトップにドラッグドロップした。

 続いて、iTunes を起動し Apple TV2 も起動、Sony BRAVIA に写真を表示させると、「最後の読込み」にある2通目の写真しか現われなかった。1通目の写真をアルバムとスライドショーにしてみても Sony BRAVIA には表示されなかった。

 iTunes を調べているうち、アプリケーションメニューの詳細 > 共有する写真を選択... > 写真共有設定で写真を表示させるための設定をする必要があることが分った。「写真共有設定」のなかのアルバムをみると iPhoto で作成したアルバムとスライドショウが選択されていなかったのである。

 そこで、「写真共有設定」のなかのアルバムで iPhoto で作成したアルバムとスライドショウを選択したうえで Sony BRAVIA を操作してみると、見事にアルバムとスライドショウが表示された。

 「写真共有設定」では「写真の共有元:iPhoto 」にチェックを入れ、「選択したアルバム、イベント、および人々」および「videoを含める」を選択、選択したアルバム、イベント、の表示させたい項目を選びチェックを入れてある。

 iPhoto に読込んだイメージ及びビデオを Sony BRAVIA に表示させるには、iPhoto に読込む都度 iTunes のアプリケーションメニューの詳細 > 共有する写真を選択... > 写真共有設定でアルバム、イベント、の表示させたい項目を選びチェックを入れなければならない。この操作を忘れると Sony BRAVIA に表示させることは出来ないことを覚えておかなければならない。

2011年3月5日土曜日

 アクセス権消失の怪 -突然フォルダに禁止マーク -アクセス権が無いので開けません

 常時「Mac OS X, 10.6.6 (Macintosh HD4)」を使っている。今日久しぶりに「Mac OS X, 10.4.11 (Macintosh HD2-2)」で動くアプリケーションで作業するため、いつもの通りシステム環境設定のシステム「起動ディスク」から「Mac OS X, 10.4.11 (Macintosh HD2-2)」を選択し「再起動」ボタンを押した。

 「Mac OS X, 10.4.11 (Macintosh HD2-2)」が起動すると、Safari にアップデートがあるのでインストールするかという表示が現われたので OK ボタンを押した。ダウンロードが数了すると「再起動」するよう促され再起動ボタンを押し、Option キーを押しつづけ「Mac OS X, 10.4.11 (Macintosh HD2-2)」を選択して起動させた。

 起動した「Mac OS X, 10.4.11 (Macintosh HD2-2)」には書類フォルダでは無く Document フォルダが現われ、ダブルクリックすると「アクセス権がないので開けません」と表示された。

 「情報を見る」で開いてアクセス権を与えてもそのフォルダだけなので、目的のファイルまで到達するには大変な数のフォルダを処理しなければならないことが分った。「内包するフォルダに適用する」というボタンが現われていないのでこの機能が使えないからである。

つづく。

2011年3月4日金曜日

PIXUS MP630 音が鳴るミステリー 11 -電話機 UX-F3CL の怪 -いつもの環境で音の出所を観測する

 00時06分、
 00時07分、 
 12時21分、
 13時47分、
 ピッという音が鳴るのを聞いた。
 PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。

2011年3月3日木曜日

Send to AirPlay ミステリー -Send to AirFlick -電話機 UX-F3CL の怪

 極最近、Google Chrome でウエブ閲覧中に images の画面の中に Send to AirPlay という文字が浮かび上が、video の場合には Send to AirFlick という文字が現われるようになった。Send to AirPlay も Send to AirFlick もクリッカブルである。極最近、アプリケーション AirFlick をインストールしているので、そのせいだと思われる。

 続く。

 電話機 UX-F3CL の怪は相変わらず続いている。
 13時32分、ピッという音が鳴るのを聞いた。PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。

 

2011年3月2日水曜日

PIXUS MP630 音が鳴るミステリー 10 -電話機 UX-F3CL の怪 -いつもの環境で音の出所を観測する

 13時16分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
  PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。

 13時17分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
  PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。

 13時25分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
  PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。

 13時30分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
  PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。

 13時36分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
  PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。

 17時53分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
  PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。

 18時06分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
  PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。

 18時37分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
  PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。

2011年3月1日火曜日

PIXUS MP630 音が鳴るミステリー 9 -電話機 UX-F3CL の怪 -いつもの環境で音の出所を観測する

 07時00分頃、ピッという音が鳴るのを聞いた。
 寝所の中で隣の部屋から聞こえてくるはっきりとした音を聞いた。

 13時00分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
  PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。

 13時42分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
  PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。

 13時54分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
  PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。

 18時32分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
  PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。

2011年2月28日月曜日

かわせみ 全角 ! が入力できるようになった

 今年の1月末頃からと思われるが記号入力の [!] が入力できなくなり [!] と表示されてしまうトラブルに見舞われていた。

 今月の23日、物書堂かわせみにこのことについて質問のメールを出していた。

 昨日、物書堂かわせみから返事のメールがきて次のように提案されていた。

 キー入力時(変換前)に半角になってしまう場合、環境設定ツール>入力>記号入力の設定を再度確認してみてください。すでに「入力モードに合わせる」になっているなら一度別の設定に変えてから再度選択してみてください。
 また、再設定後システムの再起動をお試しください。

 そこで今日、提案された通り「再設定後システムの再起動」を実行してみた結果次の通りトラブルが解決した。

 おもしろい!!!
 面白い!!!
 面白い!!!(三番目の ! の下にバーが付いていて変換可能状態-変換候補から全角を選択)面白い!!!

 変換しない場合には「おもしろい!!!」となり、変換した後には「面白い!!!」となるので、思いついて、この文字列の中の !!! を選択し「確定文字の再変換」を行ってみた。

 その後、「おもしろい!!!」と一気に打ち込むと即座に変換され「面白い!!!」と表示されるようになり、従来通りの使い勝手が復活した。
 学習の問題であったことが分った。

2011年2月27日日曜日

ウオーキングシューズにインソール SUPERfeet を入れて散歩した -足の指を意識

 昨26日、五日市街道の吉祥寺北交差点近くのときわスポーツ吉祥寺店でインソール SUPERfeet を購入した。
 
 今日の午後、ウオーキングシューズにインソール SUPERfeet を入れて散歩-吉祥寺コースに出掛けた。
 
 女子大通りを歩いて四軒寺交差点にでて左折、八幡宮交差点にでて五日市街道に左折、しばらく歩いて吉祥寺北交差点をすぎたところでときわスポーツ吉祥寺店の前を通り、暫く歩いて美大通りを越え帰路についた。
 
 この散歩で足の指先に力が入っていることに気が付いた。今まで足指の付け根にある指球部分で靴底を押さえていたのでこの部分が疲労していたことが良く分った。
 
 今のところシューズにインソール SUPERfeet を入れた効果をはっきりと感じるのはこのくらいである。

2011年2月26日土曜日

フォルダ デスクトップ トラブル -Spotlight -デスクトップフォルダが見つからない

フォルダ デスクトップ トラブル -Spotlight -デスクトップフォルダが見つからない

 所在の分らなくなったファイルを Spotlight を使って検索した。直ちに4件のファイルが現われた。そのうちの1つのファイルをクリックするとウインドウの最下部に以下のようにパスが表示された。

/Volumes/Macintosh HD/Users/kojima/Desktop/*Disktop kojima/kojima・歴史史料/kojima 歴史/kojimaの歴史.rtf

 上記のパスの中で /Desktop/ をクリックすると /Volumes/Macintosh HD/Users/kojima/Desktop が開いた。しかし、 /Volumes/Macintosh HD/Users/kojima を開いてみると、その中に Desktop が見つからない。幾ら調べても見当たらないのである。

 現在デフォルトのハードディスクは Macintosh HD4 で、その他の2つのハードディスクに3つの起動ディスクがあって都合4つの起動ディスクのうち Macintosh HD にだけ生じている現象であることが分った。

 Spotlight を使って検索するとデスクトップが現われるが、直接ハードディスクを開いてみると Desktop が見当たらない。その理由は今のところ見当もつかないのである。

2011年2月25日金曜日

iMovie ビデオトラブル

 iMovie を起動しプロジェクトライブラリを開き再生ボタンを押したところ「ソースクリップがありません。」という表示がでてビデオが表示されなかった。
 プロジェクトを編集画面にしてみるとサムネイル画像はあるがソースクリップは無かった。
 
 アップルコールセンターに電話して相談した。
 提案はソースが別の場所に移った場合にはソースクリップが作られなくなるので復旧はほとんど無理、新たにプロジェクトを作り直すしかないというものであった。

 自力で考えるとして、復旧させる方法についてのヒントは未だ得られていない。

 PIXUS MP630 音が鳴るミステリー  つづき
 午後、PIXUS MP630 に電源を入れ A4 コピーを1枚取った。コピー面は奇麗で何も問題は無かった。
 19時33分現在、ピッという音が鳴るのを聞いていない。

2011年2月24日木曜日

PIXUS MP630 音が鳴るミステリー 8 -電話機 UX-F3CL の怪 -いつもの環境で音の出所を観測する

 06時30分頃、ピッという音が鳴るのを聞いた。
 寝所の中で隣の部屋から聞こえてくるはっきりとした音を聞いた。

 06時31分頃、ピッという音が鳴るのを聞いた。
 寝所の中で隣の部屋から聞こえてくるはっきりとした音を聞いた。
 
 13時15分、ピッという音が鳴るのを聞いた。PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。 
 
 13時28分、ピッという音が鳴るのを聞いた。PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。
 
 18時16分、ピッという音が鳴るのを聞いた。PIXUS MP630 の手前角内部奥から聞こえた。

 23時00分現在、物書堂かわせみに昨日質問した「記号入力トラブル」についての返信メールは未だ来ていない。

2011年2月23日水曜日

PIXUS MP630 音が鳴るミステリー 7 -電話機 UX-F3CL の怪 -プリンターと電話機の置かれている場所を元通りにする -音の出所を観測する

 06時30分頃、ピッという音が鳴るのを聞いた。
 寝所の中で隣の部屋から聞こえてくるはっきりとした音を聞いた。

 06時35分頃、ピッという音が鳴るのを聞いた。
 寝所の中で隣の部屋から聞こえてくるはっきりとした音を聞いた。

 09時43分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
 隣の部屋から聞こえてくるはっきりとした音を聞いた。

物書堂かわせみに次の質問のメールを出した。

ごく最近発生している次のトラブルを解決できません。

記号入力について全角[!]の入力が出来ません。  
***おもしろい!!!***

ことえりでは全角[!]が入力できます。      
***おもしろい!!!***

ヘルプをみても解決できません。入力を「入力モードに合わせる」に設定しておけば次の場合には全角[!]が入力される筈では無いでしょうか。

 ***面白い!!!***

単独でも全角[!]だけは次の通り表示させることが出来ません。

 ~!@#$%^&*()<>?

質問
全角[!]を表示させるにはどのようにすれば良いでしょうか。


  
 18時11分、ピッという音が鳴るのを聞いた。PIXUS MP630 の左奥角辺りから聞こえた。

 23時58分現在、ピッという音が鳴るのを聞いていない。

2011年2月22日火曜日

PIXUS MP630 音が鳴るミステリー 6 -電話機 UX-F3CL の怪 -プリンターと電話機の置かれている場所を入れ替える -音の出所を観測する

 00時10分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
 寝所の中で隣の部屋から聞こえてくるはっきりとした音を聞いた。
 
 13時10分、PIXUS MP630 を隣の部屋に移した。
 外出から帰ってきて暫くした頃隣の部屋から聞こえてくる音をはっきりと聴いた。
 
 13時16分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
 音が聞こえた瞬間、音が鳴った方を見ると電話機 UX-F3CL の直下で、私の座っている席の右斜め100センチ先に置いてある外置きハードディスクの内部で鳴ったように思った。しかし音が出ているのは、外置きハードディスクの直上60センチのところにある電話機 UX-F3CL の筈である。
 
 13時23分、電話機 UX-F3CL を PIXUS MP630 が置かれていた場所に移した。電話機 UX-F3CL をがこの位置にあれば、ピッという音が鳴ったときの位置を確認できると考えたからである。

 23時08分現在、未だピッという音は鳴らない。

2011年2月21日月曜日

PIXUS MP630 音が鳴るミステリー 5 -電話機 UX-F3CL の怪 -電話機の電源を入れ音が鳴るか観測 -音の鳴る原因は未だ不明

 08時16分、ピッという音が鳴るのを聞いた。

 寝床の中で目覚めて光に慣れた頃、隣の部屋でピッという音が鳴るのを聞き、未だ電話機 UX-F3CL の怪が続いているのを思い出した。
 
 その後、 Mac Pro の前の席に座っているときや近くにいて、ピッという音が鳴るのを聞き取れた時の時刻を記録すると次のようであった。

 18時06分、12分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
 21時03分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
 22時57分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
 23時05分、ピッという音が鳴るのを聞いた。

 Mac Pro の前の席に座っていてピッという音を聞くと、相変わらずプリンター PIXUS MP630 から聞こえてくるようにしか聞こえないから不思議である。

 プリンターPIXUS MP630 を再々度別の場所に移して Mac Pro の前の席に座り、ピッという音がプリンターPIXUS MP630 から聞こえてくるか確認してみたいと思っているが、今日は実現できなかった。もちろん、そのようなことはあるはずがないが空耳であることを確証したいのである。

 

2011年2月20日日曜日

PIXUS MP630 音が鳴るミステリー 4 -電話機 UX-F3CL の怪 -電話機の電源を切り音が鳴るか観測 -電話機の電源が入っていると音が鳴る -音の鳴る原因が判明か

 昨19日17時00分、話機 UX-F3CL の電源コードを外して電源を切断しピッという音が鳴るかどうか観測を続けた。
 今朝になってもピッという音は鳴らなかったので14時18分、電話機 UX-F3CL の電源コードを接続し電源を入れた。

 14時38分、キヤノンお客様相談センターに電話した。
 昨日17時00分に電源を切断してから本日14時30分まで、ピッというキャッチボタンを押したときに鳴る音と同じ音がすることは無かった。
 これによりピッという音は電話機 UX-F3CL から出ていることが分った。
 音を止めることが出来るでしょうか。
 
 キヤノンお客様相談センターとのやり取りは次のようであった。

 電源を長らく切っていたので、ピッという音が鳴る現象は直っているかも知れない。
 しばらく観察していて欲しい。
 電話機を修理するには担当者が伺って調べ見積もりを出すことになりますが有料です。
 1999年製の UX-F3CL は修理品が保存期間7年を超えているので置いてありません。
 電話機 X-F3CL は部品を交換して直すことは出来ないと思われます。
 修理するか買い替えるかどちらかということになりそうです。
 
 電話機 UX-F3CL は時折ピッという音が鳴るだけで、今のところ通話やファックスに差し支えは起こっていません。
 
 電話機 UX-F3CL からピッという音が出ているとすると、部品が老化しているとも考えられるので近い将来他に影響が出てこないとも考えられません。
 
 それでは、買い替えの時期にきているということにもなりますね。
 そうだと思います。

 定例の散歩に出掛け、帰ってくるとパソコンを操作していたがしばらくして次のような現象を観測した。
 
 17時58分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
 
 電話機 UX-F3CL のキャッチボタンを押したが音が鳴らない。そこで左隣の再ダイヤルボタンを押してみるとピッという音が鳴り、先程鳴った音と同じ音に聞こえた。続いてキャッチボタンを押すと今度はピッという音が鳴った。次に再ダイヤルボタンを押すと今度は鳴らず、繰り返しても鳴らなかった。続いてキャッチボタンを押すとピッという音が鳴り、繰り返し押すと鳴り続けた。液晶ディスプレイには「一般録音消去 スタートボタンで決定」と表示され直ぐに消えた。
 
 18時42分、ピッという音が鳴るのを聞いた
 
 キャッチボタン、再ダイヤルボタンとも何度押してもピッという音はでなかった。しばらくしてキャッチボタンを押すとピッという音が鳴り、繰り返すとその都度ピッとなった。再ダイヤルボタンを押すとアナウンスが繰り返し流れた。

 19時00分、ピッという音が鳴るのを聞いた。

 ピッという音は何度聞いても電話機 UX-F3CL の直下で、私の座っている席の右斜め50センチ先に置いてある PIXUS MP630 の頂部から出ているように聞こえるのである。つまり、PIXUS MP630 の直上40センチのところにある電話機 UX-F3CL から音が出ているようには聞こえない。
 ピッという音が突然唯1回鳴るだけなので、聞いた瞬間の身体反応では音源の場所が正確に把握できないということかも知れない。


 22時53分、ピッという音が鳴るのを聞いた。
 
 ピッという音のした方に顔を向けるとそこには PIXUS MP630 がある。その手前側の角でピットという音が鳴ったように瞬間感じたのである。

 23時17分、22分、ピッという音が鳴るのを聞いた。

 ピッという音は PIXUS MP630 の手前側の角で鳴ったと瞬間感じた。

2011年2月19日土曜日

PIXUS MP630 音が鳴るミステリー 3 -PIXUS MP630 を隣室に再び移動 -音の鳴る現象の観測を続ける -電話機 UX-F3CL の怪

 昨日、新しい場所に移した PIXUS MP630 から音は聞こえ無かった。PIXUS MP630 が元あった場所からも音は聞こえない。1時間経過して元の場所に戻した。

 すると不思議なことに、その40分後ピッという音が PIXUS MP630 から聞こえたのである。夜中の3時頃にも遠くでピッという音が鳴るのが聞こえた。

 9時00分、PIXUS MP630 を昨日と同じように隣の部屋に移した。パソコン Mac Pro の周辺、特に PIXUS MP630 が置かれていた辺りからピッという音が聞こえるかどうか再度確かめたいからである。

 暫くしてピッという音を聞いたと家内が言ったが、PIXUS MP630 からなのか、もと置かれていた Mac Pro の傍からかは分らなかった。

 11時00分現在、PIXUS MP630 で音が鳴るのは聞いていない。延べ1時間くらいは Mac Pro の操作をしているがここでもピッという音が鳴るのを聞いていない。ただ、左足の斜め前にある Mac Pro の本体から非常に小さな音で ピ という音が出たのを聞いた気がしただけである。Mac Pro からは時々プルルン-プルルン、ポウン-ポウンなどと聞こえる音が出ているが全て2回鳴っていて、1回だけの音は聞いた記憶がない。

 15時30分、散歩から帰ってきると家内から吃驚するような話があった。

 私の机の上の電話機にモップをかけたときピッという音がしたが、その音は電話機から聞こえたというのである。そして、モップがあたったと思われる辺りのボタン類を片端から押してみてくださいといわれたのである。
 http://cafe-kichijyoji.blogspot.com/2011/02/pixus-mr630-mr630.html

 並んでいるボタンを左端から内線、再ダイアル、キャッチと押していくと、キャッチのところで聞き覚えのあるピッという音が聞こえた。何度も繰り返しているうち、電話棚の直下にある PIXUS MP630 の上部のまさにスキャナーユニットの中から聞こえてくるように思えた。そうだこの音だ間違いないと思った。だが、モップで強くたたいたくらいではキャッチボタンは反応しない。



 ここで、キャッチは人の指で押して初めて音が出る筈なのに何故勝手にピッという音が鳴るのだろうか、という疑問が当然沸いてきた。

 このような現象が起こるとすれば外線から電話なりファックスなりの信号が来たタイミングかも知れない。もしそうだとすれば、ピッという音が鳴るタイミングが不規則で捕らえ所の無い理由が分るような気がした。家内が聞いたピッという音はタイミング良くモップをかけたときに重なったものと思われる。

 そこで、このことを SHARP のシャープお客様相談室に電話して相談してみた。
 
 複合電話機 : 型名 UX-F3CL についての質問
 キャッチボタンを押したときに鳴る音と同じ音が時々勝手に鳴っているのですが、そのようなことがありますか。
 この状況が2月16日から始まったこととその詳細を話した。

 シャープお客様相談室では、そのようなことを聞いたことは無いとのことで、先ずキャッチボタンを押した時に鳴るという音が電話機から出ているものかどうか確かめる必要があるという。

 シャープお客様相談室の提案
 電話機 UX-F3CL の電源コードを外して電源を切り、キャッチボタンを押した時に鳴るという音が聞こえるかどうか長時間観測してください。もし聞こえれば、それは電話機以外に音源があることになるので電話機 UX-F3CL がその原因では無いことになります。もし聞こえなければ、電話機 UX-F3CL にその原因があると考えられますのでシャープお客様相談室にお電話下さいというものである。

 17時00分、電話機 UX-F3CL の電源コードを外して電源を切断した。
 18時00分現在、キャッチボタンを押した時に鳴るピッという音は聞こえない。

 18時22分、キヤノンお客様相談センターに次のようなメールを出した。
 「昨18日、「そこで、提案頂いている通り修理を依頼してみることにいたしました。」という内容の返信メールを出しましたが、本日先程、ピッと鳴る音の正体とおぼしきものを見つけましたのでお知らせし、今までの私の不明をおわびいたします。修理の必要は無くなりました。」

 20時01分、パソコン操作中にチッチッチッ・・・・という連続音が聞こえたので音の出ている箇所を確かめると、電話機 UX-F3CL パネルの左下、コードレスハンドコピーの「読み取り/停止」ボタンが赤色の点滅続け、点滅に同期して音が鳴っていることが分った。受話器を取り上げても、電話機コードを取り外しても連続音は止まらなかった。

 チッチッチッ・・・・という連続音は20時01分から05分まで4分間にわたり鳴り続けて止まった。

 21時45分現在、ピッという音は聞こえない。

2011年2月18日金曜日

PIXUS MP630 音が鳴るミステリー 2 -PIXUS MP630 を隣室に移動 -音の鳴る現象の観測を続ける

 昨日に引き続き PIXUS MP630 の中から音が聞こえるか観測を行った。朝起きてから確認した観測データは次の通りである。
 
 14時15分、14時17分ピッという音が鳴った。

 午後、Canon に「メールお問い合わせ」を出した。

 PIXUS MP630 音が鳴る -コピー操作後突然ピッという音を聞く -MP630 には音源もスピーカーも無いという -全てのケーブルを外し外部と切断しても音が鳴る

 2月16日 PIXUS MP630 でコピーを取った後に起こった現象です。PIXUS MP630 は昨年の12月22日に修理に出していて、スキャナーユニットが交換され同26日に戻ってきています。それ以来始めてコピーを取ったものです。

 Canon 修理票 修理番号 RAasdfghj

 添付の URL に経過を記載してあります。

 PIXUS MP630 にはスピーカーも音源のファイルも無いということですが、では何故音が聞こえるのだろうか。

 PIXUS MP630 の専門部署の技術者にお聞きしたい。

 音が聞こえるからには、スピーカーと音源のファイルが存在していると考えられるのですが、それが無いといい切っているのがまことに不思議なのです。

 このようなことから音が鳴る件については一般には知らせていないと考えられるので、そちらにお伺いすることにいたしました。

 よろしくお願いいたします。

 添付 URL
 http://cafe-kichijyoji.blogspot.com/


 午後、Canon から「メールお問い合わせ」に対する返事がきた。

 メールを拝見いたしました。
お問い合わせ頂きましたPIXUS MP630の件につきまして、
ご案内いたします。

MP630よりコピー動作後音が鳴るとお伺いしております。

XY様には、ご迷惑をおかけし大変申し訳ございません。

音の詳細につきましては、本メールと、お知らせ頂きました
URLにて確認をいたしました。

本現象につきましては、弊社電話窓口でもご案内いたして
おりますように、MP630の機種の場合は、通常、XY様より
お知らせ頂いている音がすることはございません。

現行販売しておりますインクジェット複合機の機種の中には、
操作パネルのボタンをタッチした時に音がし、音量などを
プリンタ本体にて調整できる機種はございます。

しかしながら、上記の機種につきましても、電源OFFの状態、
コンセントを抜いた状態で音が発生するということはございません。

恐れ入りますが、本現象につきましては、実機を拝見しておりませんため、
原因につきましては、明確な判断ができかねる次第でございます。

修理返却後からとお伺いしておりますので、プリンタ本体に
起因している現象であるか確認のために、弊社修理窓口で拝見を
させて頂きたく存じます。


 
キヤノンお客様相談センターに返信メールを出した。

メールありがとうございました。

その後、音のでる場所を検討いたしましたところスキャナユニットであることが再確認されただけで、その音をどうすることも出来ないことが分りました。

そこで、提案頂いている通り修理を依頼してみることにいたしました。

音のでる場所の確認には1日掛けて行っていただきたいと思います。なぜなら、音が鳴るタイミングに関しては何ひとつ分っていませんし、鳴るときには1分の間隔でなったり、纏まって何度か鳴ったり、鳴らないときには数時間にわたって鳴らないときがありますので、これらのことを充分に考慮に入れて観測していただきたい。

私のところの環境は、私の席の目前に引きだし式キーボード&マウス操作卓があり、テーブルの正面に第1ディスプレイ、左側に並んで第2ディスプレイ、右側に並んで PIXUS MP630 プリンター(布カバーが架かっている)があります。注:下記ブログに環境の写真を追加してあります。
http://cafe-kichijyoji.blogspot.com/2011/02/pixus-mr630-mr630.html

2月18日18時50分現在ここに座っていて(18時31分、18時33分、18時39分)ピッという大きく明瞭な音が鳴るのを聞いています。家内も隣室で、また極近くで確認しています。携帯電話の充電を知らせる音の数倍の大きさで力のある音です。

もし、音の鳴るのが確認できなければご一報下さい。こちらでは先ず、音が鳴ることを確認していただきたいのですから。


 18時31分、18時33分、18時39分ピッという音が鳴った。

 20時45分、PIXUS MP630 を現在の位置から別の場所に移して音が鳴るかどうか観測することにした。

 PIXUS MP630 を隣の部屋に移して椅子の上に置き、音が鳴るかどうかを家内に見張ってもらうことにした。こちらの部屋では私がいつもの椅子に座って Mac Pro を操作し、PIXUS MP630 が無くなっている右側の机の上で音が鳴るかどうかを見張ることにした。

 21時45分現在、新しい場所に置かれた PIXUS MP630 から音が鳴る現象は生じていない。PIXUS MP630 が元あった場所からも音は聞こえてこない。





 22時48分、新しい場所に移しおかれた PIXUS MP630 から音が聞こえることは無かった。PIXUS MP630 が元あった場所からも音は聞こえてこない。音が鳴るのは元あった場所に PIXUS MP630 が置かれているときに限るのかも知れないと考え、元の場所に戻すことにした。

 22時50分、PIXUS MP630 を隣の部屋から元あった場所ヘ戻した。

 23時29分、23時52分ピッという音が鳴るのが聞こえた。非常に不思議である。

 2月19日土曜日、00時09分ピッという音が鳴るのが聞こえた。